過去受賞者事例

「新しい東北」事例集とは

東日本大震災の被災地では、震災前から人口減少や産業の空洞化など、さまざまな課題を抱えていました。震災復興をきっかけに、被災地に関わった方々と被災地自治体、団体及び住民などが、互いの強みを活かして、地域のこれからの課題解決を目指す取組が生まれています。

復興庁では、このような取組に根付き、より魅力的でにぎわいのあるまちづくりのための取り組みが展開される地域となること(「新しい東北」)を目指して、震災復興を契機として原状復帰にとどまらず、地方創生のモデルとなる「新しい東北」を創造すべく、民間の人材、ノウハウなどを最大限に活用しながら、さまざまな取組を進めています。

こうした取り組みの1つとして、大きな貢献をされているこの活動に光を当て、広く情報発信し、被災地内外への普及・展開を図ることを目的として、平成28年度から「新しい東北」復興・創生顕彰を実施しています。本事例集は、地域課題の解決に取組んでいる方々の参考としていただくため、「新しい東北」復興・創生の星顕彰(令和2年度までは復興・創生顕彰)を受賞した取り組みについて、きっかけや今後の展望を「ヒト」「着眼点」「連携・共同」「持続性」という4つの視座から紹介したものです。

本事例集では令和3年度「新しい東北」復興・創生の星顕彰受賞者の取組や今後の展望について、次の4つの視座から分析を行っている。

4つの視座