「新しい東北」復興・創生の星顕彰

特集記事

特集 東北観光の未来
東北復興ツーリズム推進ネットワークの目指す未来 JR東日本 小崎氏に聞く

2023年5月、新型コロナウイルスの感染症法上の分類が「5類」に移行した。これにより観光需要が回復し、インバウンドも戻りつつある今、コロナ後の東北観光はどのようなビジョンを持って未来図を描くべきだろうか。

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特集:東北観光の未来

特集 東北観光の未来
「テロワージュ」で東北の人・食・風景・文化を発信する テロワージュ東北 代表 毛利氏に聞く

「テロワージュ」とはフランス語のテロワール(気候風土と人の営み)とマリアージュ(お酒と食のマッチング)を掛け合わせた造語。地域の酒と食を通じて地域の人・食・風景・文化の魅力を発信する、ツーリズムにつながる食体験の活動だ。

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復興庁では、復興を単なる原状復帰にとどめるのではなく、震災を契機として、従来から被災地が抱えてきた課題を克服し、地方創生のモデルとなる「新しい東北」を創造すべく、民間の人材・ノウハウ等を最大限活用しながら、様々な取組を進めています。

この一環として、「新しい東北」の創造に向けた取組について、大きな貢献をされている個人及び団体に光を当てることにより、その活動を広く情報発信するとともに、被災地内外への普及・展開を図るために平成28年度から顕彰を行っています。

また、地域課題の解決に取り組んでいる方々の参考としていただくため、「新しい東北」復興・創生の星顕彰(令和2年度までは復興・創生顕彰)を受賞した取組について、きっかけや今後の展望を「ヒト」「着眼点」「連携・共同」「持続性」という4つの視座から分析を行い、公開しています。

4つの視座

1ヒト

「ヒト」の項では、中心となる人物が取組を始めたきっかけ、動機、またそれに共感した人々がどのように取組に参画していったのか、という点に焦点を当てている。その背景には、震災に起因した問題だけでなく、それ以前からの地域課題があり、課題解決の具体的なニーズがある。

2着眼点

「着眼点」の項では、取組を特徴づけている仕組みや方法論、そのねらいについて焦点を当てている。地域の抱える課題と、その問題を解決するためのアイデア、具体的な活動内容について、受賞者の取組内容を図説する。

3連携・協働

「連携・協働」の項では、取組の成果を生み出すため、被災地自治体、民間企業、大学、NPO法人などの多様な主体が、どのように連携・協働をしているかに焦点を当てている。また、取組主体を中心とした連携。協働の関係、連携による具体的な効果を図説する。

4持続性

「持続性」の項では、取組を継続していく上で、事業収入などの自主財源の確保や人的・物的協力関係の構築などについて、取組主体がどのような工夫・努力をしているかについて焦点を当てている。また、取組を発展させるために現在課題となっている点についても示している。

令和6年度顕彰結果

応募総数:107件 受賞者数:10件

岩手県

  • 三陸鉄道株式会社(宮古島市)

    三陸鉄道 株式会社
    (宮古市)

  • 株式会社 雨風太陽(花巻市)

    株式会社 雨風太陽
    (花巻市)

  • 一般社団法人 SAVE IWATE(盛岡市)

    一般社団法人 SAVE IWATE
    (盛岡市)

宮城県

  • 株式会社 鐘崎 (仙台市)

    株式会社 鐘崎
    (仙台市)

  • 特定非営利活動法人 浜わらす(仙沼市)

    特定非営利活動法人 浜わらす
    (仙沼市)

  • 認定特定非営利活動法人 みちのくトレイルクラブ(名取市)

    認定特定非営利活動法人
    みちのくトレイルクラブ
    (名取市)

福島県

  • 株式会社 牛屋 (双葉郡葛尾村)

    株式会社 牛屋
    (双葉郡葛尾村)

  • 株式会社 ニューフロンティア(田村市)

    ニューフロンティア 株式会社
    (田村市)

  • 佐藤亜紀(双葉郡大熊町)

    佐藤亜紀
    (双葉郡大熊町)

  • 株式会社 ライスレジン(双葉郡浪江町)

    株式会社 ライスレジン
    (双葉郡浪江町)

顕彰受賞者一覧

平成28年度から令和5年度までの顕彰受賞者の事例を、「地域」「テーマ」「受賞年度」の3つの分類で検索が可能な一覧にしています。

過去の顕彰受賞者事例集