「新しい東北」復興・創生顕彰

選定結果発表

募集概要

募集対象

直近の一年間(平成29年10月から平成30年9月まで)において、「新しい東北」の創造に向けて、被災地の地域課題(人口減少、高齢化、産業の空洞化等)を解決する取組を行っている、又は当該取組を支援・調整している個人・団体であって、特に顕著な功績を上げているもの。自薦・他薦は問わない。
※施設整備等のいわゆるハード面の取組は対象外。

募集結果

総数:132件(個人:15件、団体:117件)
※平成30年10月1日(月)~10月31日(水)公募

選定委員

青柳 光昌氏 (一般財団法人社会的投資推進財団 代表理事)
白波瀬 佐和子氏 (東京大学大学院人文社会系研究科教授)
田村 太郎氏 (一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事・復興庁復興推進参与)
藤沢 烈氏 (一般社団法人RCF 代表理事)

平成30年度「新しい東北」復興・創生顕彰 受賞団体一覧

応募総数132件の中から、書類審査・外部有識者による選定委員会を経て10件の受賞者が決定しました。

団体名(敬称略) 所在地 取組概要
一般社団法人 三陸ひとつなぎ自然学校 岩手県
釜石市
地域資源にスポットを当てた体験プログラムの提供などを通じた地域の魅力の発信、関係人口の創出、人材の育成
岩手県立宮古工業高等学校 岩手県
宮古市
津波模型製作及び出前授業を通じた「実感」を伴った津波災害の記憶の伝承
特定非営利活動法人 SET 岩手県
陸前高田市
地域外の若者が参加・活動するためのプログラム提供を通じた人口減少時代の「ひとづくり×まちづくり」の推進
一般社団法人 ReRoots 宮城県
仙台市
学生中心の活動による地域の農業振興や、住民交流を通じた地域の活性化への貢献
特定非営利活動法人
つながりデザインセンター・あすと長町
宮城県
仙台市
災害公営住宅の集会所を拠点とする居場所づくりを通じたコミュニティの再生
特定非営利活動法人 TEDIC 宮城県
石巻市
関係機関との連携による包括的かつワンストップの子ども・若者総合支援体制の構築
南三陸ホテル観洋 宮城県
南三陸町
「語り部バス」の運行を通じた震災の風化防止と交流人口の増加に伴う地域活性化への貢献
一般社団法人 ふくしま逢瀬ワイナリー 福島県
郡山市
ふくしま産果実の高付加価値化による新たな産業の創出と交流人口の拡大
特定非営利活動法人 Jin 福島県
浪江町
人口が大幅に減少した旧避難指示区域における農業の再生と高齢者・障害者等の自立の両立の推進
特定非営利活動法人 ビーンズふくしま 福島県
福島市
避難者に対する親子支援や心のケアを通じた地域社会のつながりの再生

※都道府県別、五十音順による記載

詳細情報

  • 一般社団法人 三陸ひとつなぎ自然学校
    活動内容紹介

    がれき清掃などで全国から集まるボランティアのコーディネート活動を平成23年3月よりスタート。釜石の復旧・復興のため、多くのボランティアや支援団体とともに、ボランティアツーリズムや子どもたちの居場所づくりを始めとした様々な活動に取り組んできた。

    現在は、次世代を担う子どもたちが生まれ育った地域と関わることで郷土愛を育み、誇りを持って住み続けられる地域の実現を目指し、子どもが主体となって企画から運営まで行うコミュニティイベント「かまっこまつり」の実施や、地域の課題にチャレンジする人材の育成に取り組む。

    地域資源にスポットを当てた体験プログラムやイベント、研修やインターンシップのコーディネートなどを通して釜石内外のあらゆる主体をつなぎ、関係人口の創出にも貢献している。

    一般社団法人三陸ひとつなぎ自然学校
    岩手県釜石市
  • 岩手県立宮古工業高等学校
    活動内容紹介

    地元の防災意識を向上させるため、平成17年から津波模型を作成し、震災発生時のシミュレーションを実演。

    工業高校ならではの高い技術力を駆使して製作した模型を用いた津波実演シミュレーションは、口伝や座学では得ることが難しい「実感」を伴った疑似体験をもたらし、防災意識の向上に大きな役割を果たしている。

    東日本大震災以降は、津波災害への関心の高まりを受け、全国で出前講演を行っているほか、海外からの見学受け入れなど、より広範に活動を展開している。

    岩手県立宮古工業高等学校
    岩手県宮古市
  • 特定非営利活動法人 SET
    活動内容紹介

    東日本大震災をきっかけに被災地支援を目的に設立され、陸前高田市広田町を拠点に「人口が減るからこそ豊かになるまちづくり・ひとづくり」に取り組んでいる。

    「『やりたい』が『できた』に変わる町」に変化させていく「まちづくり」と、自分らしく生きる人材を広く育てていく「ひとづくり」を目指し、民泊事業、地域人材のキャリア教育、地域おこし実践プログラム、移住留学の4つの事業を展開。

    地域内外の人材交流を促進し、年間約1,500人の交流人口を生み出しているほか、町に移住・定住する若者も増え続けている。

    特定非営利活動法人SET
    岩手県陸前高田市
  • 一般社団法人 ReRoots
    活動内容紹介

    東日本大震災後、仙台市の各大学に通学する大学生が中心となり、ボランティアの運営組織を行うサークルとして発足。

    「復旧から復興へ、そして地域おこしへ」を掲げ、農村地域である若林区にて、農家の生活再建、コミュニティの再生、地域資源を活用した魅力発信と人の往来の促進による持続的な農村づくりに取り組んでいる。

    農業の新たな担い手育成にも取り組み、農家との交流を通じた農業の課題や地域の課題の把握をすることで、若者の農業への関心を引き出すことや、農業を志す若者を育成することを目指している。

    一般社団法人ReRoots
    宮城県仙台市
  • 特定非営利活動法人 つながりデザインセンター・あすと長町
    活動内容紹介

    東日本大震災後の仮設住宅、災害公営住宅などで自治運営やコミュニティ形成などの支援活動を展開してきた住民グループ、NPO、大学研究室などがネットワークを構築して設立。

    仮設住宅初期からコミュニティ形成に関わり、公営住宅移行期にもそのコミュニティを継続させるなど、復興の段階に合わせた支援を行ってきた。

    地域におけるヒト・モノ・コトのゆるやかな「つながり」を「デザイン」するというコンセプトの下、地域住民が集える居場所である「あすと食堂」などを運営し、一人ひとりが主役になれる住まい・まちづくりに取り組んでいる。

    特定非営利活動法人つながりデザインセンター・あすと長町
    宮城県仙台市
  • 特定非営利活動法人 TEDIC
    活動内容紹介

    東日本大震災発生後の平成23年3月から故郷の石巻市にボランティアとして入り、避難所において子どもたちの居場所づくりや学習支援活動を開始。

    石巻市・東松島市・女川町の子ども・若者を対象としたワンストップの総合相談窓口「石巻圏域子ども・若者総合相談センター」を運営し、夜の居場所づくりやフリースクールなど生活困窮世帯や不登校等の子ども・若者への支援を中心とする事業を展開し、官民協働による包括的な支援体制の構築及び、地域づくりに取り組む。

    どんな境遇のもとに生まれた子ども・若者でも、「自分の人生を、自分で歩む」ことが出来る地域社会をつくるため活動している。

    特定非営利活動法人TEDIC
    宮城県石巻市
  • 南三陸ホテル観洋
    活動内容紹介

    平成23年から希望される方を対象に、スタッフがガイドを務める「語り部バス」を毎朝運行。東日本大震災の記憶と教訓の風化防止に努めている。

    「語り部バス」では、ガイドがそれぞれの体験談を交えて南三陸町内の被災跡を案内し、これまで約35万人以上が乗車。震災遺構・高野会館の内部を案内するコースも設けており、教育旅行ではこれまで540校以上で震災学習・防災学習の機会を作り、次世代への伝承や地域交流のもとになっている。

    また、全国各地で語り部活動を行うことや、語り部の連携を深めるフォーラムを開催することで、南三陸への訪問につなげ、地域ににぎわいや交流を生み出し、観光振興や地域活性化にも繋がっている。

    南三陸ホテル観洋
    宮城県南三陸町
  • 一般社団法人 ふくしま逢瀬ワイナリー
    活動内容紹介

    フルーツ王国である福島県の果樹農業の六次産業化を目指し、平成27年にワイナリー(醸造所)を竣工。福島県産果実の生産・加工・販売を一貫して行う新たな事業モデルの構築を進めている。

    契約農家は当初4軒だったが、郡山市の協力の元、技術指導を行い、13軒に拡大。平成28年からは、福島県産のリンゴ、桃、梨を生かした果実酒やリキュールを出荷し、ワイン用葡萄の栽培にも挑戦している。

    また、ワイナリー内にワインショップやセミナールームをオープン。福島県の産業や人を繋ぐ拠点となることを目指している。福島大学とも連携し、農業分野に興味を持つ未来の担い手を育成する講座も実施している。

    一般社団法人ふくしま逢瀬ワイナリー
    福島県郡山市
  • 特定非営利活動法人 Jin
    活動内容紹介

    仮設住宅等に入居する障害者や高齢者とともに、農業を開始。人口が減少した旧避難指示区域における農業の再開と高齢者・障害者等の自立の両立の推進を行っている。

    平成25年に浪江町で花き(トルコギキョウ)の栽培を開始し、平成26年には同町で震災後初となる出荷が行われた。

    「浪江発の日本一の農作物を作りたい」という目標を掲げ、試行錯誤を繰り返しながら日々励んでいる。

    特定非営利活動法人Jin
    福島県浪江町
  • 特定非営利活動法人 ビーンズふくしま
    活動内容紹介

    不登校の子どもや引きこもりの青少年のために、生き方や学習を支援することを目的に1999年にフリースクールから活動を開始。

    東日本大震災発災後は、そのノウハウを活かして仮設住宅での子どもの居場所づくり、県外避難者親子の支援などにあたっている。

    コミュニティのアプローチとして、これまでの学習・体験に加え「遊び」を通した「心のケア」の視点も加えながら丁寧で接続可能な受け皿を目指し活動している。

    >特定非営利活動法人ビーンズふくしま
    福島県福島市

お問い合わせ

「新しい東北」復興・創生顕彰運営事務局(株式会社日本経済研究所ソリューション本部内)
〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目9番2号 大手町フィナンシャルシティグランキューブ15階
TEL:03-6214-4627 FAX:03-6214-4606 MAIL:newtohoku@jeri.co.jp

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