被災地で展開されている会員の取組をご紹介します。今後も、順次、会員の皆さまの様々な取組をご紹介していきます。
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有限会社ヤマキイチ商店は、泳ぐほど鮮度が良い「泳ぐホタテ」を全国に届ける事業を行っていましたが、震災で加工場・家屋ともに全壊・流出してしました。
2011年9月仮設事務所にて業務を再開、そして2012年7月にはいけす・加工場が完成し、再び泳ぐホタテを全国のヤマキイチファンに届けることを可能にしました。
岩手県大船渡市の㈱菊池技研コンサルタントは、岩手県全域を営業基盤に道路・橋・河川等の計画設計、測量調査、地質調査解析等を行う総合建設コンサルタント企業です。 環境配慮への高い意識の下、当社ではカキ殻が持つ機能に着目し、水産系の産業廃棄物であるカキ殻を材料とする漆喰の開発に、 産学連携で取り組みました。
震災をはじめ地区が抱えるリスクの抽出とその対応策について、専門家の知見と地元の体験を共有し、地域住民が主体となって自らのリスクを徹底的に見いだし防災計画を作成する事業であり、その過程から、今後のコンパクトなまちづくりを目指した地区防災計画の立案技術の開発、標準化を目指している。
地区住民との意見交換ワークショップを通じて住民個人単位でのそれぞれの避難計画を考える「避難カルテ」を作り、これらを踏まえた地区防災計画を作成した。
家庭や事業所などで発電した電力を自由にやり取りすることを可能にする画期的デバイスであるデジタルグリッドルーターを導入する事によって系統電力に頼ることなく電力の同時同量を実現を目指す取組。化石燃料や原子力に依存しない社会を実現するためのデジタルグリッドルーターを用いた実証実験であり、そのためデジタルグリッドセンサー(DGセンサー)を実際の家庭に設置する電力需給のアルゴリズムを把握する周知広報活動(事業検討会、新聞記事掲載、説明資料配布)や、郡山市100~150世帯での実証実験を行った。
岩手県宮古市の三陸鉄道㈱は、三陸沿岸の国鉄の廃線に伴い、廃線路線の業務を引き継ぐべく、1981 年に岩手県及び沿線自治体からの出資を受け設立された第3セクターの会社です。1984年4月1日に開業(南リアス線盛~釜石、北リアス線宮古~久慈)しました。 現在、 主要事業の鉄道事業である南リアス線、 北リアス線の運行に加え、 関連事業として旅行事業(第二種)、物品販売業を手掛けています。震災で大きな被害を受けましたが、2014年4月に全線運転再開しフロントライン研修、震災学習列車の良さを活かしつつ、 三陸地域が持つ観光の魅力を訴求していく企画を立案・実行しています。
本事業は被災地において農業と発電を一体的に展開する営農型太陽光発電の実証試験を行うことで、この仕組みを復興の起爆剤、さらに農業の人口減少や高齢化といった課題を克服するための先駆的な復興モデルとすることを目的とするものである。
栽培畑の上に両面太陽光パネルを設置する営農型太陽光発電設備の導入に向けて、農業就業者向けのワークショップを座学、現場にて行い普及に努めるとともに、両面パネルの発電効率とパネル下での適応農作物の種類、適合性、生育状況などを調査し、農業と発電事業の両立による基盤の強化の実証研究を行った。
岩手県釜石市の石村工業㈱は、 ペレットストーブ(木質ペレットを燃料とするストーブ)や水産加工機械等の製造を手掛ける企業です。 釜石製鉄所の長年の設備メンテナンス業務を通じて培った鉄板溶接技術や機械設計技術等を活かして自社製品を開発・製造し、 販売していくことに取り組みました。 各種の展示会に石村社長自ら車で製品を運び、顧客の意見や要望に耳を傾けながら製品開発に取り組んでいった結果、薪・木質ペレット兼用ストーブ「クラフトマン」や、高速ワカメ撹拌塩蔵機「しおまる」などの製品を生み出しました。
石巻市の仮設住宅に居住する高齢者を対象に、認知症予防活動(①運動指導、②食事/栄養指導、③コミュニティ/コミュニケーションの再生)を遂行した。石巻市立病院開成仮診療所、石巻市包括ケアセンターと協働して計画し、タッチパネルコンピューターを用いた簡易認知機能検査を行い、認知症が疑われる場合には東北大学病院、こだまホスピタル(石巻市)での診療を行った。検査結果を分析し、認知症予防プログラムを策定した。
株式会社会津ラボは、セキュリティ診断システムの開発を中心に事業をスタートし、現在はスマートフォンアプリの開発を中心に事業を行っています。
当社は、有能な人材が会津から首都圏に流出するという課題を解決し、会津を活性化させたいとの思いから、将来的に会津をベンチャー企業が集積する町にしたいと考えています。
いわき市の観光と物産振興の中核施設として多くの観光客を集めてきた「いわき・ら・ら・ミュウ」は、震災で地表から2mを越える津波の被害を経て平成23年11月25日、リニューアルオープンしました。
震災後、屋外で遊ぶ機会が減った子供たちのために、東北最大級の広さを誇る屋内施設(504㎡)のあそび場を開設しました。
魚を中心に33の専門店があり、手軽に「非日常」を体験できる親水空間で、食事やお買物を堪能できます。観光遊覧船も運航しています。