被災地で展開されている会員の取組をご紹介します。今後も、順次、会員の皆さまの様々な取組をご紹介していきます。
25 件ありました。
株式会社ゆいネットは、個人・企業に対するITサポートから、ITスキルを活用した人材派遣・業務請負や、自治体連携事業による起業支援を手がけています。平成23年10月から平成26年3月まで、仙台市の「地域ビジネス創出支援事業」の委託を受け、「ちっちゃいビジネス開業応援塾」を行いました。現在は、宮城県仙台市・岩手県一関市・福島県郡山市などで応援塾の開催、または開催の支援を行っています。平成24年度から、宮城県・宮城県南三陸町と連携し、復興応援隊事業も担当しています。
本事業は福島県内の路線バスと魅力的な食・温泉・自然などをパック商品化(「福島バス物語」)し、首都圏、仙台圏へと売り出すことで福島県への持続的な人の流れを作り出し、地域間交流を創出し、観光活性化と地域公共交通活性化を通して震災復興を加速化させるものである。
既存の路線バスを用いたパックツアーに、大学と協働により行った調査を踏まえた改善を加え、新規コースの開発を行った。また、大手メディア(グーグル、ヤフー等)を用いた首都圏、仙台圏への積極的なPR活動や、予約サイトの改良により、路線バスを利用した先進的な観光事業となった。
本事業では農林水産業や食産業、観光業等の産業界、行政、NPOの各分野におけるキーパーソンを参集し、復興への取組の成功事例について情報共有を行い、参加企業が具体的なアクションを生み出す「東の食の実行会議」を開催する。
当会議によって構築された関係者間のネットワーク内で成功事例を共有し、復興の加速化に向けて企業や団体等のリソースを集約。さらには、全国の産業活性化モデルとして横展開し、被災地復興にとどまらない新たな産業モデルの創出につなげることを目的としている。
各分野のキーパーソンによるパネル・ディスカッション、先進事業視察を経て10のアクションプランを立ち上げ、実行している。
一般社団法人KAI OTSUCHIは、全員がアプリ開発未経験からのスタートでしたが、設立後3年経過した2015年6月現在の雇用は10名(うち9名は大槌町出身者)となりました。2014年3月にジャパンハウジング㈱と共同で企画・制作した絵本アプリ「よこはまガイド絵本」は、アプリコンテスト「YOKOHAMAUps!」のアプリ開発部門にて最優秀賞を受賞するなど、着々と実力を付けつつあります。将来的には30人の雇用を目指して事業を行っています。
岩手県久慈市の久慈琥珀㈱は、琥珀の採掘・加工・販売ならびに観光施設の営業を手掛けています。 久慈の琥珀は宝飾品として数万年の歴史がありますが、 商業化はあまり進んでいないのが現状です。 当社では産学連携によって琥珀の成型加工プロセスを共同研究し、 宝飾品以外の商品を開発することで、 新しい市場を開拓しようとしています。
4月11日に起きたいわき市の直下型地震により、「スパリゾートハワイアンズ」に大きな被害を受けました。運営する常磐興産株式会社では、いわき市のPRと各地で避難生活を送る人々の慰問を目的としてフラガールの全国キャラバンを実施しました。全国26都府県に韓国ソウルを含めた125カ所、247公演を行いました。負担は大きかったものの、行く先々でメディアに取り上げられる等、その効果は予想をはるかに超えるものでした。
クレジットカード利用環境を整備し、消費の誘発による地域経済の活性化を図ることを目的に、導入・運用コストがかからず、かつ手数料が安価なモバイル端末を使ったクレジットカード決済の仕組みを地域の小売店・飲食店等に導入しました。
イベント単位での一括導入、クレジットカード決済導入セミナー、利用促進キャンペーン等を行ったことで、期間中に107店舗が事業に参加し、192件、4,983,293円のクレジットカード決済が行われました。
イベントや観光客向けの店舗等で、手持ちの現金に左右されず高額商品を購入する事例が複数見られました。また、会津若松市周辺地域にも加盟店が拡大した、県内他地域で本事業の仕組みの導入が始まった等、事業期間内から成果を広域に共有することができました。
(写真は会津若松市での屋外イベント「會津十楽」販売ブースにおいてカード決済を案内する様子)
福島県福島市の飯坂ホテル聚楽は、㈱聚楽が経営する飯坂温泉を代表する温泉ホテルです。 かつての歓楽街を中心とした滞在型観光が衰退する中で、飯坂温泉も同様に観光客数の減少に歯止めがかからず、廃業した旅館やホテルが多数存在していました。福島第一原子力発電所の事故の影響で、 県外からの観光客の増加が見込みづらくなり、 滞在型観光のビジネスモデルを根底から見直す必要に迫られた当社は、近隣地域の日帰り客を取り込む戦略に転換しました。震災直後に日帰り温浴施設「いいざか花ももの湯」の建設を決定、2013年4月にオープンして1年を経ずに10万人の利用客の獲得に成功しています。
「創業スクエア」は、復興過程で生まれる新たな需要に対応した多彩なビジネスの創出や、復興プロジェクトの担い手を目指す起業家の育成、マーケティングやデザイン活用などによる企業の販売促進支援等の拠点となることを目的としております。起業や創業をめざす方々への相談受付やアドバイスのほか、各種セミナーの開催、支援情報の発信などを行います。
※平成27年4月に地下鉄東西線 六丁の目駅前に移転しました。従来の東北ろっけんパーク3階のオフィスは、引き続き「創業スクエア サテライトオフィス」として、セミナーやビジネス相談会
グローバル市場における旅館の価値向上を目指し、海外からの予約が可能な旅館専用の予約サイトや、海外の旅行会社等との商流を活性化させる在庫管理システム(CRS)を一部の旅館にてを導入。【H25先導モデル事業】