令和6年度 受賞者団体概要

  • 団体名
  • 所在地
  • 取組概要
  • 団体名三陸鉄道 株式会社
  • 所在地岩手県宮古市
  • 取組概要

    震災で路線などに甚大な被害を受けるも震災から5日後に一部区間を復旧し、無料で運行。2012年に「震災学習列車」の運行を開始し、社員や沿線住民がガイド役となり、震災からの復旧・復興の状況を伝える。また、観光客誘客や関係人口の拡大を目的に、こたつ列車等の様々な観光列車を運行。

    三陸鉄道 株式会社
  • 団体名株式会社 雨風太陽
  • 所在地岩手県花巻市
  • 取組概要

    震災を契機に地方の生産者と都市の消費者を直接つなぐ産直プラットフォーム「ポケットマルシェ」を開発し、地域経済の活性化や関係人口づくりに貢献。
    また、親子で地方に滞在し、保護者は滞在先でテレワークをしながら、子供は生産者の元で自然体験ができる食育プログラムを受けるという地方留学事業という新たなスタイルのツアーを展開。

    株式会社 雨風太陽
  • 団体名一般社団法人 SAVE IWATE
  • 所在地岩手県盛岡市
  • 取組概要

    震災直後に被災者支援と生活再建を目的に設立。
    和ぐるみの商品を開発し特産品として販売することで被災者の就労支援を実施。
    能登半島地震で行き場をなくなった輪島塗を回収し、チャリティー販売。
    収益金は、能登半島地震の被災地支援に活用。

    一般社団法人 SAVE IWATE
  • 団体名株式会社 鐘崎
  • 所在地宮城県仙台市
  • 取組概要

    震災で工場や店舗が被災した宮城県仙台市の老舗笹かまぼこ製造会社。
    「笹かま館」で手作り体験教室などのイベントを開催。また、地域振興のため、仙台七夕の展示や海を題材にした影絵の大壁画を展示。
    社員の6割が女性であり、管理職にも積極登用するなど、多くの女性社員が活躍。

    株式会社 鐘崎
  • 団体名特定非営利活動法人 浜わらす
  • 所在地宮城県気仙沼市
  • 取組概要

    震災後、気仙沼市大谷地区で防潮堤等の建設により海の見えない生活をしている子どもたちに、釣りやカヌーなどの自然体験を通じて、海とのふれあいを学べるプログラムを提供。
    また、ビーチクリーン活動や、小中学校を訪問し、海洋ごみなどをテーマとした出前授業を実施。

    特定非営利活動法人 浜わらす
  • 団体名認定特定非営利活動法人
    みちのくトレイルクラブ
  • 所在地宮城県名取市
  • 取組概要

    青森県八戸市から福島県相馬市までを繋ぐ約1,000kmのロングトレイル「みちのく潮風トレイル」全線の統括本部。
    初心者向けのハイキングイベントの実施や、トレイルセンター内でハイキングに関する様々な講座や企画といったイベントを実施。
    また、ボランティア等と協働して、倒木処理や草刈りなどのトレイルコースの維持管理活動も実施。

    認定特定非営利活動法人 みちのくトレイルクラブ
  • 団体名株式会社 牛屋
  • 所在地福島県双葉郡葛尾村
  • 取組概要

    原発事故の避難指示解除後に葛尾村で創業した畜産業者。
    牛の飼育技術を応用したとろける味わいの羊肉を生産。
    刈り取った羊毛は、純国産羊毛の高級スーツの原料に活用されている他、 羊毛から抽出した成分による保湿クリームが開発され、販売されている。

    株式会社 牛屋
  • 団体名ニューフロンティア 株式会社
  • 所在地福島県田村市
  • 取組概要

    原発事故の避難指示解除後、田村市の活気を取り戻すことを目指して設立した鰻の陸上養殖会社。
    完全閉鎖循環式養殖システムの導入により、持続可能な鰻の生産体制を確立。地域ブランド「福うなぎ」を確立し、地元旅館やふるさと納税の返礼品として提供し、復興に貢献。
    また、学校給食への提供や社会科見学の受入れを実施。

    株式会社 ニューフロンティア
  • 団体名佐藤 亜紀
  • 所在地福島県双葉郡大熊町
  • 取組概要

    復興支援員として大熊町の地域コミュニティの支援を行ったことをきっかけに同町に移住。2021年より、個人として活動開始。
    町外に避難した町民が町に再訪する機会をつくるため、町の名産品であったキウイの栽培をはじめ多数のイベントを企画、運営。また、大熊の伝統芸能である盆踊りなどの保存継承に取組むなど、多岐にわたって活動。

    佐藤 亜紀
  • 団体名株式会社 ライスレジン
  • 所在地福島県双葉郡浪江町
  • 取組概要

    2021年に化石燃料の消費量削減と浪江町の休耕田の有効活用に向けて相馬ガスグループとバイオマスレジングループが共同出資で設立。
    米を原料としたバイオマスプラスチック「ライスレジン」を製造。石油由来のプラスチックと置き換えることで石油消費量、CO2排出抑制を図っている。
    また、ライスレジンの原料米の生産を浪江町や飯館村の休耕田を活用して実施。

    株式会社 ライスレジン

令和6年度「新しい東北」復興・創生の星顕彰

  • 応募総数:107件
  • 受賞者数10件

選定委員

  • 田村 太郎 氏(一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事・復興庁復興推進参与)
  • 西山 志保 氏(立教大学 社会学部 社会学科 教授)
  • 宮川 暁世 氏(株式会社日本政策投資銀行地域調査本部地域調査部⾧)
  • 柳井 雅也 氏(東北学院大学 地域総合学部 地域コミュニティ学科教授)