会員の皆さまによる人材の派遣・育成や、被災地産品の活用等、被災地の復興に向けた多様な支援活動をご紹介します。
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内田洋行では2011年より、被災地区の小学校に理科授業の支援を実施しました。この支援は、公益社団法人日本理科教育振興協会が復興支援事業として計画したもので、昨年度に引き続き「平成26年度文部科学省復興教育支援事業」として採択されております。震災によって理科室が使えなくなったり、理科実験機器が消失してしまった小学校に対して機材・消耗品を持ち込み、新学習指導要領に準拠した理科授業を実施しました。
「たかたのゆめとは」、JT(日本たばこ産業)が保有していた「いわた13号」を、岩手県陸前高田市の復興支援として、権利も含めて同市に寄贈した新種米です。全国公募により「たかたのゆめ」という名前が決定しました。伊藤忠グル―プの持っているプラットフォームやノウハウを活用し、この「たかたのゆめ」が成功するよう生産から販売までを支援することで、本業を通じた被災地支援を実現していきます。
「伊藤忠子どもの夢ファンド」とは、東日本大震災で被災した子どもたちへのサポートを目的に、伊藤忠商事が2013年3月より展開している復興支援活動です。これまで、「岩手県陸前高田市の中学校の部活動や少年野球チームに関する支援」、「東京都交響楽団主催「第15回ジョイントコンサート」での復興支援」等を行ってまいりました。これからもさまざまなジャンルで、継続的に子どもたちの夢を応援していきます。
インフォコム株式会社は、東日本大震災後、IT事業で震災被災地を継続的に支援することを目的に、宮城県岩沼市に多目的施設「岩沼みんなの家」を建設しました。
2013年7月10日に竣工してから、農業復興支援活動とその復興支援継続の為の事業創出の活動拠点として、毎週末の産地直売や地域交流イベントの開催、米粉商品を使ったカフェの実施による農業6次産業化支援など、被災地域に根ざした復興支援活動を行っています。
オリンパスは、被災地復興と次世代を担う高校生のチカラを応援するため、株式会社スタディオアフタモードと共に「フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディツアー」を2014年8月に実施しました。高校生11人が安田氏と岩手県陸前高田市を訪れ、写真撮影をしながら被災地の復興や発展について考えました。オリンパスは参加者に対してデジタルカメラを貸与し、高校生が撮影した写真を展示する写真展を開催しました。
カゴメはトマトジュース原料の全量国産化を方針に揚げ、産地拡大に取り組んでいますが、東日本大震災による放射能問題の影響で一時中止を余儀なくされました。2011年度は福島県での加工用トマト栽培を休止し、福島県・JA全農福島と共同で放射性物質の影響について圃場調査を行い、2012年度には世界加工用トマト評議会や学会発表を通じ、国内外にデータの提供を行いました。
2012年10月、世界屈指のサッカークラブとして多くの社会貢献活動を続けている「マンチェスター・ユナイテッド・フットボール・クラブ(以下MU)」と、アジア初の公式飲料スポンサー契約を締結しました。カゴメとMUは共同で「リジェネレーション・チャレンジ・プロジェクト」をスタートさせ、その一環として、東日本大震災の被災地での再生支援に取り組んでおります。
2011年カゴメは、カルビー株式会社・ロート製薬株式会社とともに、宮城県仙台市に「みちのく未来基金」を設立し、震災遺児の進学の夢の支援を開始しました。東日本大震災によって親を亡くした子どもたちの高等教育進学のために、入学から卒業までに必要な入学金と授業料の全額(年間上限300万円)を返済不要の奨学金として給付しており、震災時の0歳児が大学(院)を卒業するまで四半世紀にわたり応援を続けてまいります。
カゴメはこれまで被災地への支援として野菜飲料の無償提供や、日本赤十字社への義援金の寄付、社内義捐募金活動を行ってまいりましたが、これに加え、長い避難生活を余儀なくされている被災地の方々の健康な食生活や、子どもたちの健やかな成長を応援するための食育支援活動(「カゴメトマト劇場in東北」、「トマトキッチンカー」、「料理教室」、「食育紙芝居」など)を行っております。
カゴメは、東日本大震災以降、被災地での農業再生支援に加えて、将来の農業人育成に取組んでいます。岩手、宮城、福島の農業高校に、無償でトマトジュースの原料となるトマト苗を無償で提供し、授業の一環としてご利用頂いています。さらに、社員が直接農業高校を訪問し、特別栽培授業を行うほか、トマトを使った調理実習やカゴメの工場見学、流通現場での体験学習など、東北復興を担う未来の農業人を応援しています。