会員の皆さまによる人材の派遣・育成や、被災地産品の活用等、被災地の復興に向けた多様な支援活動をご紹介します。
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石巻専修大学経営学部の舛井ゼミでは、平成26年9月1日に東日本大震災以降自動車共同利用事業を進めている(一社)日本カーシェアリング協会の業務改善提案を行いました。
(株)NTTデータが石巻市で展開しているIT技術を活用した被災地支援事業の一環で、同社とイメージア・ソリューションと舛井ゼミで協力して活動を進めてきました。今後も協力企業とともにアイデアの実現に向け、さらに実践的な取組を試みていきます。
石巻専修大学では、被災地域の防災と復興に関する事業を行い、研究と教育の高度化や復興を担う人材の育成を目指す「復興共生プロジェクト」を機動的に展開しています。学外からの多様な要請にも対応し、大学施設の提供、防災や復興に関連する講演会やシンポジウムの開催、被災者支援、産業支援、防災・復興関連研究など幅広い事業に取り組んでいます。
ニコンは写真を通した取り組みを通じて支援活動を行っています。
①中学生フォトブックプロジェクト:中学生たちが復興に向け自分自身で力を出せるきっかけとなることを目指した、写真による体験の場を提供する支援活動。
②ニコンプラザ仙台:東北各県の皆様が写真展などを会場費無料で開催できるスペースの提供。
その他にも名取市『海岸林再生プロジェクト』への参画、社員ボランティア活動を継続して行っています。
東日本大震災の被災地はいまだ復興途上にあり、「観光」の力で地域を元気にすることは東日本旅客鉄道株式会社の重要な使命です。2013年度は4~6月に「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(DC)」、10~12月に「秋田DC」を実施したほか、2012年度から開始した「行くぜ、東北。」キャンペーンを復興のシンボルとして通年で実施し、東北への旅行を継続的にPRしました。
東日本旅客鉄道株式会社のグループ会社である仙台ターミナルビル株式会社では、宮城県が推進している「みやぎの里山林協働再生支援事業」を活用し、宮城県女川町と2018年まで「みやぎの森林づくり」(みやぎのもりづくり)実施の協定を締結しました。生物多様性への取り組み、地域における社会貢献活動及び東日本大震災からの早期復興支援を目的として「森づくり」を開催しています。
東日本旅客鉄道株式会社では、仙台駅やDila西船橋・Dila三鷹(現 アトレヴィ三鷹)などの復興催事では、製造を再開した被災地域商品の販路確保や、被災地住民による販売など、継続的な開催をすることで東日本大震災の被災地支援を行いました。さらに、首都圏では上野駅や秋葉原駅などで被災地域を含む東日本エリアを取り上げる「産直市」や「のもの」などのイベントを継続的に開催すると共に、三陸の各市町村に焦点をあてた「三陸のものマルシェ」を新たに展開し、地域の生産者や酒蔵の方が旬の味覚や地酒を販売するなど、各地域の魅力を発信しました。
東日本旅客鉄道株式会社では、「観光」の力で地域を元気にすることが重要な使命であるとの認識の下、復興応援ツアー商品を発売し、津波で甚大な被害を受けた南三陸や気仙沼等の沿岸部への送客に注力しました。さらに東京都の助成事業と連動した被災地応援キャンペーン「GO!ふくしま」の展開や、「いわて復興応援ツアー」や「宮城復興応援ツアー」等の商品の発売、更には、びゅうばすの復興応援号を運転するなどの取組みにより、復興支援と地域の活性化に努めました。
三井化学株式会社は、東日本大震災の復興に向けた継続的な支援活動のひとつとして、2013年に引続き、NPOと協働で化学実験教室「ふしぎ探検隊」を宮城県南三陸町で実施し、多くの子どもたちとともに当社製品を使った実験を開催しました。2014年は、毎年好評の「ジャンボスライム」づくりに加え、身近な材料とクロマトグラフィーという技術を使用した「クロマトアートのカレンダー」をつくる実験を実施しました。「化学のふしぎ」に、反応よく興味を示す子どもたちのおかげで、実験教室は大いに盛り上がりました。
リンテックグループでは、東日本大震災からの復興に向けた継続的支援活動として義援金の寄附を行ってきました。2012年度からは一般社団法人グローバル・コンパクト・ジャパン・ネットワーク主催の、被災沿岸部の防潮林再生を目指す「わたりグリーンベルトプロジェクト」に参加しており、2013年度は4回で計10人の従業員が現地での支援活動を行いました。また本社では福島物産展を開き、福島の経済活動を応援しました。
岩手県内の産学官連携組織「いわて未来づくり機構」では、復興支援プロジェクト「いわて三陸復興のかけ橋推進事業」に取り組んでいます。
このプロジェクトは、復興支援ポータルサイト「いわて三陸復興のかけ橋」を中心として、以下の取組を実施しています。
1.復興支援マッチング
2.復興関連情報の発信
3.復興支援ネットワークの強化
復興支援ポータルサイト「いわて三陸復興のかけ橋」では、復興トピックス、支援提案情報などを掲載しています。( http://iwate-fukkou.net/ )