新しい東北 HITO x 日本ジャーナリスト教育センター

東北ローカルジャーナリスト育成事業

インターネットの普及で「誰もが発信者」となれる時代において、発信者としての基礎的スキルを学ぶプログラムを実施し「ローカルジャーナリスト」を育成し、既存マスメディアの枠にとらわれない新しい東北の魅力を情報発信していく。


【提案者】
一般社団法人 日本ジャーナリスト教育センター
【事業内容】
 震災以降、テレビや新聞といった既存マスメディアから全国に発信されている東北のニュースは、被災、復興に関わるものが中心で、年々その量は低下しています。
 本事業は、既存マスメディアの枠にとらわれない東北の魅力をインターネット上でニュースとして発信することで、東北の新しい魅力を全国に届け、ヒトやモノを動かす循環を作り出すことを目指し、そのための継続的な情報発信者(ローカルジャーナリスト)を育てる人材育成事業です。
 講師にはジャーナリズムの第一線で活躍する方々を迎え、基本講座として「ローカルジャーナリストに必要な基本的なスキル、倫理やマナー、心構え」を学ぶプログラムを開催。
 さらに、その受講者を対象にした2泊3日の「東北ローカルジャーナリストキャンプ」を開催します。
 また、修了者に対しては、継続的に情報発信できるチャンネルや、メディアを紹介する仕組みも用意していきます。
 プログラムを通じて“ローカルジャーナリスト”としてのスキルを高めた参加者たちのこれからの活躍にご期待ください!
※ローカルジャーナリスト育成講座は、(一社)日本ジャーナリスト教育センターが2011年から行っている「ジャーナリスト育成キャンプ」で培ったプログラムや運営ノウハウをもとに、東北で実施するものです。
【活動報告】
2016年度は、「地域の外と繋がる情報発信術」と題して、東北6県で11月に「ローカルジャーナリスト育成講座」、1月~3月に渡って「ジャーナリストキャンプ」を実施した。
「東北ローカルジャーナリスト育成講座」では、“ウェブで伝わる文章の書き方”、“地域の魅力を再発見するには”、“取材で話を「聞き出す」力”の3つのテーマで開催。会社員や公務員、団体職員等など多くの参加者を集めた。
また1月~3月には、「ジャーナリストキャンプ」を開催。11人の参加者たちは講師の指導を受けながら、東北の「人」について取材し、原稿を執筆。それぞれの視点で東北の「人」と今の姿を切り取った。
【公式WEBサイト】
hhttp://jcej.info/tohoku/

平成28年度 採択事業一覧