「新しい東北」会員団体によるイベントをご案内します。
『「新しい東北」の創造に向けたワークショップ企画等業務』の中で「Fw:東北Weekly」というイベントを開催しております。
第18回の今回は宮城県栗原市の地域課題について、前進させる試みを行います。
【地域課題】
宮城県栗原市は、県最大の面積を持つ地方自治体であり、低地部分のほとんどが水田として利用されています。そのため、地域の産業としても農業を中心とした一次産業が中核にありましたが、全国的に進む少子高齢化、農業離れのなかで担い手の不足に直面しています。また、栗原市は豊かな湿地を持ち、いち早く1985年にラムサール条約に登録されていますが、農家が減り耕作放棄地が増えることは、湿地環境の保全にも大きな課題となっています。
【企画趣旨】
栗原市では農業起点の様々なツーリズムを推進してきました。水田風景が美しい栗原市の魅力に触れてもらい、農泊などで農産物や食の価値を共有し、地域全体のブランディングをすすめ、関係人口を増やしていく試みをご紹介していきます。また、農家の担い手を増やすためにも、「稼げる農家」の事例として、有限会社耕佑の「水耕栽培による生のまま食べられるケール」による市場差別化のプロセスを、ビューティフード協会の室谷真由美氏によるケールを使ったマクロビ料理を試食いただきながら共有します。栗原市ならではの農業とツーリズムのあり方を、参加者の皆さんと一緒に考えていきます。
※今回の企画は特定非営利活動法人東北開墾の協力により実施されます。
▼登壇者
伊藤 秀太様(有限会社耕佑)
静岡大学農学部卒業/2006年JA栗っこ
入組/稲作指導、監査に従事/2013年(有)耕佑 入社/2015年同 常務取締役/2018年同 専務取締役
宮城県GAP推進アドバイザー/くりはらファーマーズプロジェクト代表/栗原市農泊推進協議会会長
室谷真由美様(ビューティーフード協会 代表)
モデル・ビューティーフード研究家。
体の中からキレイになれる食を追求し、セミナー や各種講演・プロデュース商品などを手がける。
マクロビオティック・ベジタリアン・VEGANなお店を全国~海外規模で開拓し、1800店舗以上食べ 歩いたレポをブログにて紹介中。
様々なイベントにてゲスト出演でのトークショー、講演会、セミナー、料理講師、 美容専門学校にてビューティーフードが特別必須科目として新設され年間授業をし、メニュー監修 やヘルシースイーツレシピ提供・飲食店プロデュースなども行っている。