「新しい東北」会員団体によるイベントをご案内します。
【地域課題】
本州一の面積を持つ岩手県は、さまざまな食材の宝庫です。しかし、中山間地域が県土の8割を占め、農業生産の担い手の8割も中山間地域に居住しているため、平地地域に比べて、高齢化や人口流出、コミュニティの機能低下のスピードが早く進んでしまうという課題があります。
【企画趣旨】
中山間地域の急激な地域活力の低下は、食材の宝庫である岩手県の大きな危機です。そこで、移住定住志向者をよびこむステップとして、関係人口を増やすアプローチが注目されています。
全国から参加者を募り、農家や酪農家といった食材の生産者をはじめ、ものづくり、流通。飲食など食産業に関わるプロが力を合わせて毎年開催される、一夜限りのレストラン「Harvest Restaurant」もその一つです。
今回は、こうした事例を元に、さらに関係人口の輪を拡げる施策のアイデア、岩手県全体を通じた食のブランドの醸成や、担い手、ファン層の拡大案を皆さんと一緒に考えていきます。
関連地域:
地域:岩手県全域
登壇者:
橋本 幸之輔様(銀河農園 代表取締役)
1980年生まれ 37歳
大学卒業後、海外留学し、2005年より東京の成果物流通業に就職。東京&大阪で7年半青果物の流通に関わり、2013年より岩手県に戻り銀河農園に就農。2017年より代表取締役に就任。
渡邉 昌也様(有限会社 秀吉
食材事業部長)
渡邉 昌也
リクルート社や世界一周旅行を経て、秀吉に入社。
食材事業部を立ち上げ、”CHEF’S WANT(飲食店向け)”や”Olahono(一般消費者向け)”を展開。
2013年”三ツ星village”を設立、同年夏より「ハーベストレストラン」を毎年開催。
職に関わる2代目として、岩手の食を日本全国そして世界に広めるべく、食材販売事業を拡大中。