「新しい東北」会員団体によるイベントをご案内します。
45 件ありました。
『「新しい東北」の創造に向けたワークショップ企画等業務』の中で「Fw:東北Weekly」というイベントを開催しております。
第21回の今回は岩手県釜石市、宮城県石巻市の地域課題について、前進させる試みを行います。
関連地域:岩手県釜石市、宮城県石巻市
▼地域課題
東日本大震災以降、ボランティアをはじめ、様々なきっかけでIターン/Uターン者がぐっと増えた東北地方。しかしながら、時間の経過とともに、人材の流入は減り、徐々に別の場所への移住や、2011年当時と比べると、東北地域に関わる人数の減少や関わり方の度合いは薄まってきており、元からの人材不足は解決していません。
副業解禁や二拠点居住など地域との関わり方において多様な関わり方のモデルが生み出されつつある一方で、正社員雇用ならびに定住した形といった形の受入方はまだ多く存在していない現状があります。
▼企画趣旨
限られた人材の中で、より多様な関わり方やそのきっかけの創出が必要とされる現在。東日本大震災後、ボランティアで東北を訪れたり、一旦は復興に関わる仕事で東北地方に居住した人の中には、そのまま継続してその地域に暮らすだけでなく、多拠点居住や、プロボノなど様々な関わり方で、引き続き地域の復興や、活性化に携わっている人たちがいます。
Iターンで地域に関わり、立場や所属を変化させながらも現在でも地域に関わり続ける2名の話を元に、働き手目線での地域の関わり方を考えます。
今回のFw:東北Weeklyでは、様々なツール、勤務先の環境などを上手く活用して地域を越えた多様な働き方の創出の現状とその可能性を探っていきます。
▼ゲスト ※順不同/敬称略
加納実久(一般社団法人イシノマキ・ファーム、一般社団法人ISHINOMAKI2.0、ミズベリング豊田)
中村博充(株式会社パソナ ソーシャルイノベーション部プロデューサー(元KAMAROQ株式会社代表取締役社長)
▼プログラム(予定)
19:00 開会(18:30開場)
19:10 パネルディスカッション「地域を越えた多様な働き方の可能性」
ファシリテーター:中島利恭(株式会社Ridilover)
パネリスト:
加納実久「石巻と豊田の二拠点居住 定住ではない地域との関わり方(仮)」
中村博充「都市部のビジネスパーソンを”複業人材”として活かすために(仮)」
19:50 ミニアイデアソン「都市部に居ながらにして地域と関わる働き方とは(仮)」
20:40 LIKEorJOIN/コミットメントカード記入
20:50 Fw:東北活動紹介/閉会メッセージ
『「新しい東北」の創造に向けたワークショップ企画等業務』の中で「Fw:東北Weekly」というイベントを開催しております。
第20回の今回は岩手県陸前高田市広田町の地域課題について、前進させる試みを行います。
▼登壇者 ※順不同/敬称略
三井 俊介(NPO法人SET 理事長兼現地統括)
岡田 勝太(NPO法人SET Change Maker事業部部長)
【地域課題と共創テーマ】
福島県浪江町を拠点に、江戸時代から300年以上続く大堀相馬焼は、東日本大震災により全ての窯元が避難を余儀なくなされました。
各窯元は全国各地に離散して活動をしていますが、故郷は未だ帰還困難区域に指定されており、事業の将来性や、焼き物の命である土や釉薬の調達などに悩み、廃業をされたところも少なくありません。
長らく地域に根差してきた伝統工芸の活動基盤が突然に失われてしまうとき、販路の増強や、担い手の確保にどのような対処ができるのか、またどのように備えをすべきなのか。
最近は、全国的にも天災や予期せぬインシデントが発生しており、これらは東北に限定できない課題ともいえます。
そこで今回は、大堀相馬焼のケースから、全国の伝統工芸にも応用できる「伝統工芸2.0」とでもいうべき、レジリエンスな仕組み作りを、皆さんと共に考えていきます。
登壇者 ※順不同/敬称略
○小野田利治(大堀相馬焼 春山窯 13代目 窯元)
大堀相馬焼「菅原陶器店」を、福島県本宮市で再開。
福島県の本宮市英国訪問団の現地の訪問の際は、
記念品の一つとして、春山窯の直径二十九センチの
絵柄「走り駒」が躍動する絵皿が送られた。
大堀相馬焼協同組合理事長としても、
事業を再開している組合員をささえている。
○山田慎一(大堀相馬焼 いかりや商店 13代目 代表)
白河市大信増見に白河工房を開設。
和風総本家『スペシャル「夏の職人24時」』で
伝統産業を支える職人として紹介された。
伝統的な品物から現代風、オーダーメイドの
オリジナル商品と、大量生産ではない、
手作りならではの温かみを表現した作品を手がける。
『「新しい東北」の創造に向けたワークショップ企画等業務』の中で「Fw:東北Weekly」というイベントを開催しております。
第19回の今回は宮城県気仙沼市の地域課題について、前進させる試みを行います。
【地域課題】
現在、急速な人口減少が進んでいる宮城県気仙沼市。2040年には震災前からの人口減少率が42%と予測され、若者が町を離れることが常態化。特に20~39歳の女性は半数以下になると予測されています。そのため、若い世代の就労・結婚・子育ての希望を実現させ、誰もが安心して暮らしていけるための環境を整えることが急務となっています。
【企画趣旨】
宮城県気仙沼市で起こっている新しい仕事や働き方から、若者や女性が沿岸部で暮らし続けるための未来を考えます。気仙沼で活動を展開する渡邊大志さんは、廃校を活用した拠点を整備し、気仙沼における新しい仕事づくりに取り組んでいます。テレワークの導入や副業の推進など複数の事業の中で、特に力を入れているのが、地場産業である漁業の場で女性の稼ぎ口を増やす挑戦です。これまで魚を捌く、加工するといった仕事が多かった漁業の現場に、マーケティングやデザインの仕事を生み出し、仕事のバリエーションを増やすことで、女性が多様な働き方を選択できる環境が生み出されつつあります。
昨年度の共創イベントから「みんなのたんす」を立ち上げた高橋えりさんも、子ども服のシェアリングサービスという新しい仕事を生みだすことで、新しい働き方を自ら切り拓いています。
今回のFw:東北Weeklyでは、気仙沼における多様な働き方創出に向けた試みを題材に、東北の地域が抱える担い手不足という課題について共に考え、その解決に向けたプロセスを前進させる試みを行います。
▼登壇者 ※順不同/敬称略
渡邊大志(株式会社R&P
consulting 代表取締役)
高橋えり(「みんなのたんす」代表)
『「新しい東北」の創造に向けたワークショップ企画等業務』の中で「Fw:東北Weekly」というイベントを開催しております。
第18回の今回は宮城県栗原市の地域課題について、前進させる試みを行います。
【地域課題】
宮城県栗原市は、県最大の面積を持つ地方自治体であり、低地部分のほとんどが水田として利用されています。そのため、地域の産業としても農業を中心とした一次産業が中核にありましたが、全国的に進む少子高齢化、農業離れのなかで担い手の不足に直面しています。また、栗原市は豊かな湿地を持ち、いち早く1985年にラムサール条約に登録されていますが、農家が減り耕作放棄地が増えることは、湿地環境の保全にも大きな課題となっています。
【企画趣旨】
栗原市では農業起点の様々なツーリズムを推進してきました。水田風景が美しい栗原市の魅力に触れてもらい、農泊などで農産物や食の価値を共有し、地域全体のブランディングをすすめ、関係人口を増やしていく試みをご紹介していきます。また、農家の担い手を増やすためにも、「稼げる農家」の事例として、有限会社耕佑の「水耕栽培による生のまま食べられるケール」による市場差別化のプロセスを、ビューティフード協会の室谷真由美氏によるケールを使ったマクロビ料理を試食いただきながら共有します。栗原市ならではの農業とツーリズムのあり方を、参加者の皆さんと一緒に考えていきます。
※今回の企画は特定非営利活動法人東北開墾の協力により実施されます。
▼登壇者
伊藤 秀太様(有限会社耕佑)
静岡大学農学部卒業/2006年JA栗っこ
入組/稲作指導、監査に従事/2013年(有)耕佑 入社/2015年同 常務取締役/2018年同 専務取締役
宮城県GAP推進アドバイザー/くりはらファーマーズプロジェクト代表/栗原市農泊推進協議会会長
室谷真由美様(ビューティーフード協会 代表)
モデル・ビューティーフード研究家。
体の中からキレイになれる食を追求し、セミナー や各種講演・プロデュース商品などを手がける。
マクロビオティック・ベジタリアン・VEGANなお店を全国~海外規模で開拓し、1800店舗以上食べ 歩いたレポをブログにて紹介中。
様々なイベントにてゲスト出演でのトークショー、講演会、セミナー、料理講師、 美容専門学校にてビューティーフードが特別必須科目として新設され年間授業をし、メニュー監修 やヘルシースイーツレシピ提供・飲食店プロデュースなども行っている。
【地域課題】
本州一の面積を持つ岩手県は、さまざまな食材の宝庫です。しかし、中山間地域が県土の8割を占め、農業生産の担い手の8割も中山間地域に居住しているため、平地地域に比べて、高齢化や人口流出、コミュニティの機能低下のスピードが早く進んでしまうという課題があります。
【企画趣旨】
中山間地域の急激な地域活力の低下は、食材の宝庫である岩手県の大きな危機です。そこで、移住定住志向者をよびこむステップとして、関係人口を増やすアプローチが注目されています。
全国から参加者を募り、農家や酪農家といった食材の生産者をはじめ、ものづくり、流通。飲食など食産業に関わるプロが力を合わせて毎年開催される、一夜限りのレストラン「Harvest Restaurant」もその一つです。
今回は、こうした事例を元に、さらに関係人口の輪を拡げる施策のアイデア、岩手県全体を通じた食のブランドの醸成や、担い手、ファン層の拡大案を皆さんと一緒に考えていきます。
関連地域:
地域:岩手県全域
登壇者:
橋本 幸之輔様(銀河農園 代表取締役)
1980年生まれ 37歳
大学卒業後、海外留学し、2005年より東京の成果物流通業に就職。東京&大阪で7年半青果物の流通に関わり、2013年より岩手県に戻り銀河農園に就農。2017年より代表取締役に就任。
渡邉 昌也様(有限会社 秀吉
食材事業部長)
渡邉 昌也
リクルート社や世界一周旅行を経て、秀吉に入社。
食材事業部を立ち上げ、”CHEF’S WANT(飲食店向け)”や”Olahono(一般消費者向け)”を展開。
2013年”三ツ星village”を設立、同年夏より「ハーベストレストラン」を毎年開催。
職に関わる2代目として、岩手の食を日本全国そして世界に広めるべく、食材販売事業を拡大中。
〇このまちにもっと人に来てもらうために ~「関係人口」をつなぐ、「広域連携」をつくる、「地域」を担う~第2弾
【目的】
平成30年1月19日に大船渡で開催した「関係人口交流会」の盛り上がりを活かし、関係人口、観光人口、移住・定住に取り組む機関・団体等が、互いの取り組みを知り、繋がり、連携するきっかけの場として開催する
〇関係人口で三陸の観光を考える観光創生アイデアソン
【目的】
室蘭便の就航や大型客船の入港で、三陸の玄関口として可能性が広がる宮古。
魅力ある三陸を築き、育てていくには、さまざまな人々や取り組みの情報交換や関わり合いの機会を増やすことも重要です。
このワークショップでは、観光にテーマを据え、地域のみなさんが、人を迎えることで実現させたいことや、そのために身に付けたいことを一緒に考え、アクションに踏み出すきっかけを生むためのアイデアを出し合います。生み出したアイデアをもとに、宮古で勉強会を立ち上げ、実践の場づくりを進めていきます。
【地域課題】
日本の漁業就業者数は、平成20年22.2万人から平成29年には15.3万人まで減少しています。(農林水産業の漁業労働力に関する統計調べ)。宮城県本吉郡南三陸町でも東日本大震災前から担い手不足の課題を抱えてきました。特に漁業を続けたくとも、環境の影響による収穫量の減少など経済的な理由で続けられない漁業就業者への対策が必要でした。
持続可能な開発目標(SDGS)においても「海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する」という目標を掲げており、地域だけでなく世界的な課題として解決する必要があります。
【企画趣旨】
東日本大震災で大きな打撃を受けた宮城県本吉郡南三陸町の戸倉地区。牡蠣養殖業者たちも、養殖するためのイカダがすべて津波に流され、廃業に追い込まれる状況となりました。
牡蠣養殖業は海に養殖場をつくっておこなうため、環境に悪影響を与えることが問題とされていました。戸倉地区の牡蠣養殖業者たちは、ゼロからはじめるのであれば、環境に負担をかけない新たな養殖業を行い、新しい漁業のあり方に挑戦することを決めました。
養殖用のイカダの数を震災前の1/3に減らし、必要以上に海を汚さないような持続可能な仕組みをつくり、次の世代に残すための養殖業を目指します。そうしたことで今まで3年かかって出荷していた牡蠣が、栄養や酸素が牡蠣に充分に行き渡るようになり、わずか1年で出荷可能なサイズに成長するようになりました。しかも、労働時間も減り、家族の時間を楽しめるようになりました。この挑戦から戸倉地区では、牡蠣養殖にあたり、国際的な海洋保全に関する認証制度であるASC国際認証を取得し、SDGsの海洋保全に関する目標に沿った持続可能な海洋資源の開発を他地域に先駆けて実施していきます。
環境に配慮し、子供や孫の世代にまで続けられる事業を考えることが持続可能な仕組みを作る。新しい漁業のあり方を示したに宮城県漁業協同組合の方にお話をお聞きしながら、日本の漁業の未来について考えていきます。
※今回の企画は特定非営利活動法人東北開墾の協力により実施されます。
関連地域:
宮城県本吉郡南三陸町
【登壇者】
阿部富士夫様(宮城県漁業協同組合
志津川支所 支所長)
震災後、町内の漁師たちは「がんばる養殖復興支援事業」という仕組みを経験。手探り状態のなか、漁業を継続していくための策を模索し、漁師の取りまとめ役をつとめた漁協職員。2016年3月 南三陸町戸倉地区においては、日本初の快挙となった二枚貝(牡蠣)養殖の国産認証(ASC)を取得している。
後藤清広様(宮城県漁業協同組合 志津川支所 戸倉カキ部会 部会長)
1960年生まれ。南三陸戸倉地区出身・在住。養殖再生にあたり過密養殖を止めて持続可能な養殖漁業を目指す。2016年3月に宮城県漁業協同組合 志津川支所として「ASC養殖場認証」を日本で初めて取得し、養殖漁業のモデル地区づくりを手掛けている。
小林 俊仁(株式会社ukka 代表取締役)
1977年生まれ、実家は元々三重県亀山市の米農家。 京都大学大学院情報学研究科在学中からコミュニティーエンジン株式会社でオンラインゲームの開発に関わる。2003年に同社取締役に就任後、北京に移住して子会社を設立し、CEOに就任。 2007年2月に日本に帰国。 2010年5月から ONE-UP株式会社 テクニカルディレクターを務め、 2011年6月に
Aiming に移籍。 2013年5月から最高技術責任者に就任、2015年4月に東証マザーズに上場。 2017年9月に株式会社 ukka を創業し、代表取締役に就任。
岩⼿県⽴⼤学ソフトウェア情報学部(学部⻑︓猪股 俊光、所在地︓岩⼿県滝沢市)の塚田 義典講師の研究グループでは、スマートフォン等から取得した位置情報に基づく「実空間における人の動き」や SNS・掲示板等の投稿内容に基づく「サイバー空間における人の所感」といったビッグデータを集計・分析することにより、復興後も何らかの形で被災地との関係性を維持する「関係人⼝」の増加に向けて必要となる情報を抽出する技術について研究しています。
この度、官学が⼀体となり、関係人⼝施策を効果的かつ効率的に⽀援する仕組みの創出を目的として、いわて連携復興センター、国際連合地域開発センター、岩⼿⼤学、東京都市⼤学等の有識者並びに研究者の御協⼒の下、都市研究ワークショップを開催いたします。
なお本ワークショップは、「新しい東北」官⺠連携推進協議会の「連携⽀援制度」に採択されています。
※議題は、第1回、第2回とも同じです
・ビッグデータを活用した関係人口拡大プロジェクトの概要
・都市活動に係わるビッグデータの活用方策の提案
・SNSによる岩手県関連ツイートの収集と分析
・ビッグデータの可視化手法の検討 ~復興ダッシュボード~
『「新しい東北」の創造に向けたワークショップ企画等業務』の中で「Fw:東北Weekly」というイベントを開催しております。
第15回の今回は福島県会津郡只見町の地域課題について、前進させる試みを行います。
【地域課題】
福島県会津郡只見町は日本有数の豪雪地帯です。そのため冬は農先物を育てられない環境であり、農業の担い手の減少と、農業生産基盤の弱体化が課題となっています。
【企画趣旨】
東京から車で約4時間かかる奥会津の只見町に、米焼酎「ねっか」を製造する日本一小さな蒸留所が2016年7月にできました。運営しているのは、米農家の方々です。
米から作るお酒といえば、まず日本酒が浮かびます。しかし、なぜ米焼酎だったのか。そこには米の新しい付加価値をめざす挑戦と背景がありました。
米農家の方々は、米焼酎発祥の地である熊本まで足を運んでノウハウを学び、自分たちの作った米で米焼酎「ねっか」を製造しました。そのような苦労を経て生まれた「ねっか」は国際的な品評会で銀賞を取るなど注目を集めています。
Fw:東北Weekly
Vol.15では、米焼酎「ねっか」を製造する米農家の方々にお越しいただき、その挑戦のねらいをお話しいただきます。また「ねっか」と、南郷のトマト料理を試飲試食しながら、米の生産基盤や只見町の未来について考えていきます。
※今回の企画は特定非営利活動法人東北開墾の協力により実施されます。
※米焼酎「ねっか」の試飲は成人のみとなります。
【登壇者】 ※順不同/敬称略
三瓶 清志[有限会社さんべ農園]
脇坂 斉弘[合同会社ねっか]
本田 よう一[料理研究家]
【参加対象者】
・東北の食文化に興味がある方等
・震災をきっかけにしたつながりから新しいビジネス創出に関心がある方等
・農業や六次化に興味のある方等
・地域資源の活用に興味のある方等
・地域ストーリー作りに関心のある方等
・その他、本イベントに関心のある方等