会員の皆さまによる人材の派遣・育成や、被災地産品の活用等、被災地の復興に向けた多様な支援活動をご紹介します。
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ワタミグループは、2012年2月、被災地の雇用創出を目的の一つとして岩手県陸前高田市に2拠点目となる宅食事業受付センター「陸前高田受付センター」を開設しました。当センターは、東日本エリアからの宅配弁当注文などのお問合せに対応する重要な拠点であり、2014年7月末現在、137名の従業員を雇用しています。
岩手県陸前高田市
ワタミグループは、2012年度より、グループ社員を対象とした「陸前高田復興支援ボランティアツアー」を開催しています。津波で流された住宅跡地を、花が咲き野菜の実る畑に再生することを目標に岩手県陸前高田市で活動している陸前高田カモメネット様にボランティアの受け入れをしていただき、花の手入れや畑の土おこし、白菜の種まきを行っています。
岩手県陸前高田市
ワタミグループは、2012年2月にNPO法人(現公益財団法人)みんなの夢をかなえる会が開催した「みんなの夢アワード2012」において、アワードを受賞した岩手県陸前高田市のきのこのSATO株式会社様に対し、特別協賛企業として2,000万円分の支援と経営サポートを行いました。また国内の一部外食店舗では、きのこのSATOが生産する椎茸を継続的に商品化して提供し、販売面におけるサポートを継続しています。
岩手県陸前高田市。販売は全国
外食店舗の海外展開を担うワタミインターナショナルは、2012年度、「みんなの夢アワード2012」に被災地特別枠として出場した岩手県陸前高田市のヤマニ醤油株式会社様の「ヤマニ醤油」を使用したすき焼き用調味料「すき焼き割下」を開発しました。2013年3月~2015年7月まで、香港で展開している日本料理「和亭」で「関西風すき焼き」のタレとして使用し、販売面においてサポートしました。
岩手県陸前高田市。販売は香港
クボタグループは、農業を通じて被災地の復興を推進する地元のご要望にお応えし、耕作放棄地の再生を支援しています。
陸前高田市を栽培北限とする「ゆず」をブランド化する「北限のゆず」プロジェクトや、釜石市の耕作放棄地をワイン用ぶどう農園にするお手伝いをしました。
釜石市では2019年に開催されるラグビーワールドカップの招致と地域の復興をワインで祝おうと地元の皆さんが取り組んでいます。
岩手県
震災により校舎や実習棟に壊滅的な被害を受け、仮設校舎での授業が続く宮城県気仙沼向洋高校、宮城県農業高校を対象に、「モノづくり特別講座」を実施しています。実習を支援し、地域産業を支える技術者を育成することを目的として「エンジン組立て実習」、「仕上げ(機械組立)実習」を行っています。また、それぞれの学校を卒業した若手クボタ従業員による「OB講話」も行っています。モノづくりの楽しさ・難しさを学びます。
宮城県
クボタグループは、東日本大震災復興支援活動の一環として、仮設住宅で暮らす方々のいきがいや楽しみのきっかけづくりとして、コミュニティ農園の整備を支援しています。これまでに、岩手・宮城・福島の3県で12ヶ所の整備をお手伝いしました。当社の農業機械を用いて休耕田を畑地に再生する他、ミニ耕うん機の提供も行いました。
福島県郡山市では富岡町の皆さんに「おだがいさまファーム」と名付けて利用されています。
岩手県、宮城県、福島県
「SUN・SUN・そば」プロジェクトは、宮城県農業高等学校の生徒が「農業を生かして地元名取市の復興に貢献すること」、「蕎麦を活用し地上絵を描き、復興のシンボル・観光名所とすること」を目的に企画したものです。
株式会社クボタ、クボタアグリサービス株式会社では、農業機械等による播種・収穫作業のお手伝いや、仮設住宅での支援イベントへの協力参加をしています。
宮城県
株式会社クボタは、被災して実習設備も不足していた沿岸部の実業高校に対し、実習用エンジンなどを提供しました。
岩手・宮城・福島の津波被害を受けた実業高校6校に対して教材用のエンジンを寄贈した他、宮城県農業高等学校に対して整備実習用の中古トラクタや、製粉機も提供しました。
宮城県、岩手県、福島県
クボタグループでは、宮城県農業高等学校、福島県立磐城農業高校の生徒に対し「鉄コーティング直播栽培」の特別授業を行っています。「鉄コーティング直播」とは、苗代で育てた苗を植えるのではなく、鉄粉でコーティングした種もみを直接田んぼに播いて育てる新しい農法です。苗を育てる手間や運ぶ重労働を軽減することができます。
生徒たちは特別授業で土づくりや、稲の生育管理などについても学んでいます。
宮城県、福島県