
復興庁が平成25年12月に設立した「新しい東北」官民連携推進協議会では、被災地の産業復興に向けた地域産業の創出の機運醸成を図ることを目的に、平成26年度より「新しい東北」復興ビジネスコンテストを開催しております。 今年度も『「新しい東北」復興ビジネスコンテスト2016』を開催し、被災地における地域産業の復興や地域振興に資する事業を展開している、又は取り組もうとしている方から多数のご応募をいただきました。さらに今年度は、学生を対象として、事業プランについても募集し、全国の学生の皆様から多数のご応募をいただきました。
募集対象者
- 1. 東日本大震災の被災地における地域産業の復興や地域振興に資する事業を展開している、又は取り組もうとしている方。
- 2. 「学生による事業プラン」の対象となる学生(大学・大学院、高等専門学校、専修学校、各種学校及び高等学校(中等教育学校後期課程を含む)の学生・生徒)の方。
表彰

表彰は、大賞・優秀賞等を予定しています。 表彰式は、「新しい東北」官民連携推進協議会・交流会(※)において開催する予定です。
(※)経済団体、金融機関、地方公共団体、大学、NPO等1100を超える会員を有する「新しい東北」官民連携推進協議会が、東北3県を中心に開催する交流会です。ここでは、多くの会員が集まり、事例発表、パネルディスカッション、ブース展示等が行われます。平成26年度は郡山市で、平成27年度は仙台市で開催した交流会において、表彰式を行いました。
受賞特典
受賞された方には、副賞のほか、受賞された方の取組等の周知や事業化、事業拡大に資する特典を用意します。これまでのビジネスコンテストでは、これらの特典を有効活用していただくことで、知名度向上、新たな取引先の獲得、地方公共団体主催のフォーラムに招かれるなどの効果がありました。なお、特典は随時拡大していく予定です。

応募特典

応募できる方
※2016年度の応募受付は終了いたしました。

東日本大震災の被災地における地域産業の復興や地域振興に資する事業を展開している、又はこれから取り組もうとしている方が応募できます。次のような事業(※)を募集します。
(※)すでに取り組んでいる事業のほか、これから取り組もうとしている事業計画も含みます。
一般の方

学生の方へ

さらに、学生(大学・大学院、高等専門学校、専修学校、各種学校及び高等学校(中等教育学校後期課程を含む)の学生・生徒)を対象として、事業プランについても募集します。

※団体・個人いずれでの応募も可能ですが、暴力団等の反社会的勢力からの応募は受け付けません。
募集内容
※2016年度の応募受付は終了いたしました。
募集分野は次の7つです。応募の際は、いずれか1つ該当する分野を選んでいただきます。
一般の方

学生の方へ
今年度から学生による事業プランができました。

事例
募集対象となる事業(事業計画)、事業プランは、例えば、次のようなものを想定しています。
- ・地域資源を活用した新商品開発・販売
- ・情報通信等の新技術を活用した事業
- ・地域産業に波及効果を生む事業
- ・被災地の物的・人的資源を有効活用する事業
- ・インバウンド需要を取り込む事業
- ・将来的に継続した域外との交流・域外の来訪者へ学びの提供を目的とした事業
- ・被災地を拠点に全国展開・海外展開を図る事業
- ・全国に先駆けた先進的モデルとなる事業
- ・被災地における地域課題の解決や住生活の改善に資する事業
- ・被災した店舗・工場・設備等を再建し再開した事業
- ・震災の経験を踏まえた将来の防災・減災に寄与する事業
- ・東北地方の地域経済や産業の成長につながる事業 等
スケジュール


1. 費用負担
提出書類の作成に係る費用は、全て応募者の負担とします。 なお、第1次審査を通過された方の第2次審査会場までの交通費(2名分を上限)は事務局で負担します。

2. 提出書類の取扱い
応募者から提出された書類の著作権は、応募者に帰属します。ただし、大賞・優秀賞(予定)を公表するとき、その他復興庁が必要と判断するときには、事前に応募者と協議の上、提出書類の全部又は一部を無償で利用できることとします。
なお、提出書類の記載内容が、特許権、実用新案権、意匠権、商標権その他の日本国の法令に基づいて保護される第三者の権利の対象となっているものが含まれている場合、当該権利を使用した結果として生じる責任は、応募者が負うこととします。
審査基準
次の6項目により総合的に審査します。なお、第1次審査(書類審査)では、6項目のうち、(1)~(4)の4項目で審査します。

審査方法

1. 第1次審査
第1次審査は事務局で行い、審査の結果は応募メールアドレス等に連絡いたします。原則として、提出書類により審査しますが、必要に応じて電話等で内容の確認をさせていただく場合があります。

2. 第2次審査(プレゼンテーション審査)
第2次審査は、「新しい東北」官民連携推進協議会会員や専門家等で構成されるアドバイザーが行います。
第1次審査を通過された方は、追加の提出書類及びプレゼンテーション資料の事前提出をお願いします。審査当日は、取組内容、計画内容、事業プランに関するプレゼンテーションを行っていただき、アドバイザー側から質問やアドバイス等を行います。
審査時間は、1つの事業あたり、1時間程度を予定しています。
※「学生による事業プラン」は、1つのプランあたり30分程度を予定しています。

3. 審査結果の公表・通知
第2次審査を踏まえ、大賞・優秀賞等(予定)を決定し、本ビジネスコンテスト特設ページにて公表します。また、審査結果は、応募いただいたメールアドレス等にご連絡する予定です。