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連携制度

連携セミナー制度

「防災の日ワークショップ」

平成31年3月17日(日)にKIBOTCHA(宮城県東松島市)にて、「防災の日ワークショップ」を開催しました。

主催:
貴凛庁株式会社(KIBOTCHA)
共催:
東松島市、東松島市教育委員会、株式会社ジムプロ、日本リンパケア研究協会
後援:
宮城県
開催日時:
平成31年3月17日(日)10時~17時
開催場所:
KIBOTCHA(宮城県東松島市)
開催概要:
震災から8年、"いざというとき"に備えた健康な体づくりを学んでいただくことを目的として、「防災の日ワークショップ」を開催しました。防災という観点から鑑みても、健康はとても重要です。このワークショップを通して、一人でも多くの宮城県民含む被災地域の皆様が、「防災と健康」の大切を知ってもらえたらと思っております。

1.「キッズワークショップ」

講師:安藤典弘氏(株式会社ジムプロ)
時間/参加人数:10:00~11:00:親子20組40名、13:00~14:00:親子20組43名
内容:体力作り及びいざというときに逃げるためのかけっこ能力向上
   ~足を速くする3つのコツを学ぶ~
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①スタートのコツ
 ロケットのように飛び出すには、「ヒコーキの形」が大事なことを学びました。
②走りのコツ
 トップスピードを持続させるには「お尻を高く保つこと」が大事なことを学びました。
③ゴールのコツ
 ゴールを走り抜けるには「頭から飛び込む意識」が大事なことを学びました。

2.「大人ワークショップ」

講師:安達剛氏(日本リンパケア研究協会)
時間/参加人数:11:30~12:30:3名、14:30~15:30:7名
内容:いざというときに動けるか?及び子どもの肥満を防ぐためのダイエット講座
   ~正しい痩せ方を学ぶ~
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①なぜ太るのか?
 遺伝?運動不足?食べ過ぎ?加齢?といろいろ原因はありますが、一番は「食べ過ぎ」であることを学びました。
②どうしたら痩せるのか?
 テレビ等でたくさんのダイエット方法が紹介されています。ただ、組み合わせ方によっては逆効果になること、糖質制限と脂質制限の違いについてなどを学びました。
③子供の肥満を防ぐには?
 子供の肥満には、時期が重要であり、その時期に応じて対策(食べ過ぎさせない、体をよく動かすなど)をすることが大事なことを学びました。

3.「シルバーワークショップ」

講師:島崎晋輔(貴凛庁株式会社)
時間/人数:10:00~11:00:3名
内容:ロコモ対策・筋力低下によるいざというときに動けない体にならない事前対策
   ~いつまでも元気を保つ~
①メタボの次はロコモ(ロコモティブシンドローム:運動器症候群)!
 ロコモの概念及び平均寿命と健康寿命の違いを学びました。
②ロコモ度チェック!
 実際にロコモ度をチェックしていただきました。
③ロコモ対策をしよう!
 ロコモ対策のための簡単な運動を学びました。

4.「自衛隊OBが伝授!すぐに使える防災術」

講師:小暮文夫(貴凛庁株式会社)
時間/参加人数:11:05~親子2組5名、12:35~親子4組8名、14:05~:親子4組8名、15:35~:親子1組2名
内容:応急担架を作りけが人の搬送。子どもを安全に搬送する方法
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①けが人だ!応急担架を作って搬送しよう!
 身近なもので簡単に応急担架を作ることを学びました。
②危ない!体を確保しよう!(ロープワーク)
 特に重要である「もやい結び」を学びました。
活動した成果:
普段から自分の健康を意識することの重要性と、その際に必要な知識を学んでいただくことができました。KIBOTCHAでは常時、防災に役立つ情報・技術を提供しております。ただし、その前提としては健康な体も非常に重要なことなのです。今回はそれぞれの道のエキスパートの方々をお招きすることで、普段では体験できない健康に注目したワークショップを行うことができ、来場にとっても非常に有意義なものとして感じていただけたかと思います。
復興・創生との関係:

被災した施設(旧野蒜小学校)で本「防災の日ワークショップ」を行うことで、被災した施設が多くの方が利用できる防災体験型宿泊施設として生まれ変わっていることを示し、復興が進んでいることの理解を得られたと思います。ただし、復興はまだまだこれからも続きます。今後、復興を継続するためにはやはり健康面に不安なく毎日の生活を送れることも非常に重要なことだと思います。今回のワークショップは3世代(祖父母、父母、子供)がそれぞれの世代にあったことを学ぶことができました。中でも最も参加数が多かった子どもたちは健康の重要性を理解し、これからの復興に多いに貢献してもらえるのではと思います。今回、シルバー世代(祖父母)向けの集客が芳しくなかった点については、地元のコミュニティとの関係の強化を行い、定期的な来館を促していきたいと考えております。(健康のためには一回ではなく、継続性が特に重要であり、この点についてはシルバー世代に最も当てはまると考えるため)
今後の活動の方針・展望:

前回のワークショップとは異なり、今回は防災を健康面からも考えた初めての取組でした。手探りの面が多かったのですが、幸いにもご来館いただいたお客様及び共催いただいた企業・団体様には非常によい評価をいただくことができました。今後は、さらに多くの企業・団体様にご協力いただき定期的な開催を行いたいと思います。
「過去を学ぶ」、「実際に役立つ」この2つを意識して今後も開催できれば、大人だけでなく子どもたちにとっても必ず有意義なものになると確信しております。

【本件に関する問合せ先】
法人名:貴凛庁株式会社
担当:島崎 晋輔
Tel:0225-25-7319
Fax:0225-25-7309
Mail:shimazaki@kirintyou.co.jp
URL: http://kibotcha.com/