TOP > 連携制度 > 連携セミナー制度 > 福島県 > 平成29年6月11日(日)に、南郷ひめさゆりバイクミーティング実行委員会が主催する「南郷ひめさゆりバイクミーティング2017」が開催されました。

連携制度

連携セミナー制度

平成29年6月11日(日)に、南郷ひめさゆりバイクミーティング実行委員会が主催する「南郷ひめさゆりバイクミーティング2017」が開催されました。

南郷ひめさゆりバイクミーティング実行委員会の「南郷ひめさゆりバイクミーティング2017」が連携セミナー制度に採択されました。同イベントは、平成29年6月11日(日)に南郷スキー場(福島県南会津郡南会津町界)にて開催されました。

主催:
南郷ひめさゆりバイクミーティング実行委員会
開催日時:
平成29年6月11日(日)10:00~14:30
開催場所:
南郷スキー場
開催概要:
南会津町南郷地域は、自然豊かで四季を通じた景観が美しい土地です。国内有数のひめさゆりの群生地もある地域です。震災以前より、関東方面からの登山や温泉、ドライブ、ツーリング、教育旅行等の来訪者が多く、観光が地域の重要な産業でした。しかし、2011年に発生した東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所の事故により、本地域は震源地から約150キロ離れているため揺れ及び放射性物質の放出による直接的な被害が少なかったにも関わらず、いわゆる風評被害により観光客が減少し大きな打撃を受けました。そこで、ひめさゆりの開花時期にあわせて二輪車ユーザー達を対象にバイクミーティングを開催することで、本地域の良さを広くPRし、風評被害を払しょくすることを目的に本事業を企画しました。
集合写真集合写真
当日は復興フラッグキャラバンの責任者である、星浩昭氏が講演を行いました。復興フラッグキャラバンは、被災地である新地町の沿岸部で発見された日の丸の旗を、自衛隊員が復興への願いを込め街に掲げたことが始まりです。この「復興フラッグ」は、復興のシンボルとして福島の復興を願う人々の心の拠り所となっています。現在も星氏の呼びかけを通じ、全国のライダーがこの旗を目指して福島県を訪れています。
復興フラッグ復興フラッグ
ファシリテーターを務めた内山ミエ氏(チームアルビレックス新潟所属 プロスノーボーダー)からは、震災から時間が経過すると日常生活の中で震災や復興を意識したり、その話題について知人と会話したりする機会が減ってしまうという現実が指摘されました。また、きっかけが無いと震災について語ることが難しいと感じる人が多いなか、復興フラッグキャラバンのような取組は、震災や復興について自然と語るきっかけになる点が非常に心強いというお話がありました。内山ミエ氏からは冬季における本地域の魅力についても話があり、本地域の新たな魅力の発信に繋げることも出来ました。 講演終了後に多くの来場者が復興フラッグとともに写真を早速撮り、各自のSNS等で発信していました。こうして来場者らにも震災の風化防止への一翼を担って頂くことが出来ました。
(左:復興フラッグ/中央:星浩昭氏/右:内山ミエ氏)
星氏、内山氏、復興フラッグ星氏、内山氏、復興フラッグ
現在、当団体は宮城県における「310ベース」や山形県の「総宮神社」など二輪車ユーザーの立ち寄り拠点となっている施設と連携し、隣接県から二輪車ユーザー達を誘致する取組に力を入れています。今後もこうした県内の立ち寄り拠点を通して、被災地の現地グルメやイベントを体験してもらう新たなツーリングルートを作るなど、既存の観光地以外の新しい東北の魅力を創造し、継続的に本地域の交流人口を増やし東北の活性化に貢献していきます。
 
【本件に関する問合せ先】
南郷ひめさゆりバイクミーティング実行委員会
担当:実行委員長 齋藤 明
Tel:090-4888-8233
Facebook:https://www.facebook.com/%E3%81%B2%E3%82%81%E3%81%95%E3%82%86%E3%82%8A%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-1624302761138950/