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連携制度

連携セミナー制度

平成29年3月22日(水)に、株式会社新福島産業創生プロデュースが主催する「福島の復興は新たな産業創生から第23回WS」が開催されました。

株式会社新福島産業創生プロデュースの「福島の復興は新たな産業創生から第23回WS」が連携セミナー制度に採択されました。同WSは平成29年3月22日(水)に、コラッセ福島にて福島の復興に係る任意の有識者の集まりである「福島の復興を考える会」と「(公財)原子力バックエンド推進センター」との連携の下、開催されました。

主催:
福島の復興を考える会
共催:
(公財)原子力バックエンド推進センター
運営事務局:
(株)新福島産業創生プロデュース
開催日時:
平成29年3月22日(水)13:15~17:00
開催場所:
コラッセ福島 (福島市福島駅西口複合施設)
開催概要:
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故からこの3月で6年が経過しました。福島の復興は新たな展開に進み始めており、福島の復興を考える会は「福島の復興は新たな産業創生から」をテーマとした活動として、今年度に以下の3回のWSを企画・開催しました。 第20回「被災地域におけるバイオマス産業化の可能性を考えるWS」1月19日(木)
第21回「被災地域における『水』の問題点と産業化の可能性を考えるWS」2月3日(金)
第22回「福島から発信する防災知見と防災産業化の可能性を考えるWS」2月23日(木)
そして今回、上記3回のWSを含め、震災後6年に渡り開催してきた22回のWSの集大成として、また新たな活動の起点として、福島の復興は新たな産業創生からをテーマとしたフォーラムを 3月22日(水)を開催いたしました。進行司会・ファシリテートは、原子力バックエンド推進センターの高橋正則氏に務めていただきました。 第一部は、各界を代表する4名の方々から福島の現状と今後の復興ビジョン・対応策についてお話をしていただきました。
各界を代表する4名の方々各界を代表する4名の方々
まず、川俣町の佐藤金正町長(元福島県議会議員 元自民党県連総務会長)からは、「地元から見た福島の復興に係る産業創生」についてお話しいただきました。続いて、小野沢元久名誉教授  日大工学部前学部長(現日大理事長代行)からは、「福島に於ける産学官の現状と新たな産業の可能性」についてお話しいただきました。さらに、原子力バックエンド推進センターの菊池三郎理事長からは、「原発事故の被災地福島で創生できる新たな産業の可能性」についてお話しいただきました。最後に福島復興再生総局の岡本全勝事務局長からは、「福島の復興・再生の視点から、状況と取り組み」についてお話しいただきました。 また第二部は、第一部でお話しいただいた講師を補佐する講師4名の方々から具体的な活動をご紹介いただいた後、各講師・第一部でお話しいただいた講師をサポート講師として、ブースごとに参加者と直接質疑・討議を行いました。
講師を補佐する講師4名の方々講師を補佐する講師4名の方々
福島県企画調整部の櫻井泰典政策監からは、「イノベーションコースト構想とは」についてお話しいただき、サポート講師の佐藤金正町長とともに議論を行いました。日本大学工学部再生可能エネルギーシステム研究室の小熊正人特任教授からは、「福島に於ける新たな産業としての研究事例」をお話しいただき、サポート講師の小野沢元久名誉教授とともに議論を行いました。原子力バックエンド推進センターの笹山義明総務部長からは、「震災後の原子力産業の方向性」について、お話しいただきサポート講師の菊池三郎理事長とともに議論を行いました。復興庁総合政策班「新しい東北」担当の神田浩輝主査からは、「『新しい東北』の創造に向けた連携・協働について」お話しいただき、サポート講師の岡本全勝福島復興再生総局事務局長とともに議論を行いました。 当日は、福島の復興に実践当事者として関わる「産学官政」様々な分野の第一線で活躍している方々や報道関係者など、100名を超える方々に参加をいただきました。 参加者の皆様におかれては、各現場の最前線の講師による講演や質疑応答などを通じて、福島の復興の現状や今後の展望、復興に向けては長期に渡って継続的な取組が必要であることを再認識いただけたことと思います。また、本WSが、国・県等が提案する「イノベーションコースト構想」などへの参画可能性の検討や、参加企業団体間の連携の必要性などを考えていただく機会となれば幸いです。 今回「新しい東北」官民連携推進協議会の連携支援制度、連携セミナー制度を活用して全4回のWSとフォーラムを開催いたしました。参加者からは大変好意的な評価をいただき、運営者としても将来を見据えた継続的な活動の必要性を実感しています。今後も、WSの開催や勉強会を企画していくことで、「福島の復興は新たな産業創生から」の実践と実現に取り組んでいく予定です。
 
【本件に関する問合せ先】
株式会社新福島産業創生プロデュース
担当:高橋
Tel:024-546-1204
Mail:time.lag-takahashi@s6.dion.ne.jp
URL:http://sosei-pro.com