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連携制度

連携セミナー制度

平成28年10月15日(土)16日(日)に、神戸学院大学が主催する「東北応援 関西学生ギャザリング」が開催されました。

神戸学院大学が主催する、「東北応援 関西学生ギャザリング」が連携支援制度に採択され平成28年10月15日(土)・16日(日)に開催されました。本件は、兵庫県立大学、甲南女子大学、神戸市等との連携の下、実施されました。

主催:
神戸学院大学
共催:
兵庫県立大学、甲南女子大学、神戸市
協賛:
TOA株式会社、株式会社ジーベック
後援:
復興庁、117KOBEぼうさい委員会
協力:
神戸新聞社
開催日時:
平成28年10月15日(土)
平成28年10月16日(日)
開催場所:
東遊園地(神戸市中央区)、神戸学院大学ポートアイランドキャンパス
開催概要:
2015年度より神戸学院大学は甲南女子大学・兵庫県立大学と連携し、復興支援に関する発信活動に取り組んでいます。2年目となる2016年度は、東日本大震災の復興支援に継続的に関わってきた関西の大学生と東日本大震災の被災地(岩手・宮城・福島)の大学生、さらには平成28年4月14日に発生した熊本地震の被災地で活動を始めた大学生らが集まりました。これまでの互いの経験を紹介し合いながら学生ならではの視点で被災地との関わり方について議論することで、災害時に活躍する学生の力の可能性を改めて確認するとともに、今後の長期的な復興を見すえた活動等に関する情報交換を行いました。 各日の様子は以下の通りです。 1日目は広く一般の方々へ東日本大震災の被災地の現状を学生の言葉で発信していきたいという思いから、毎年1月17日に開催される「阪神淡路大震災1.17のつどい」の会場である東遊園地(神戸市中央区)で開催しました。来場者数は約200人でした。展示・物産展ブースでは、各大学の復興支援活動の紹介や復興庁の事業紹介パネルの展示、東北・熊本の観光パンフレットの配布を行いました。また、神戸市東灘区にある東北大震災復興支援アンテナショップ「気仙沼まただいん」様にご出店いただき宮城県気仙沼の商品を販売しました。 加えて、食を通して東北の魅力を伝える活動として「復興食堂」を実施しました。神戸学院大学の学生有志が集まって結成されたグループ「Shark Family」が東北の食材(気仙沼の食品普及活動である『リアスフードを食卓に。』の一環として製造されているサメ肉を使用した「フカフカ生地」)と神戸の食材(東馬場農園のうれしおとまと)を用いて「Re:フレッシュバーガーKOBE」を開発し、限定200食をふるまいました。
阪神淡路大震災1.17のつどい阪神淡路大震災1.17のつどいRe:フレッシュバーガーKOBERe:フレッシュバーガーKOBE
ステージイベントとして、東北・熊本・関西の大学生(※1)と福岡県出身の双子デュオで、2011年より東北の支援ライブを開始し、現在も学校への訪問ライブを中心に活動を続けている健太康太によるトークセッションを行いました(テーマ:復興支援活動での経験から感じたこと、見えてきたこと)。また、健太康太によるスペシャルライブを実施しました。学生たちが見たこと、聞いたこと、経験したことなどを、学生のことばで伝えている姿に足を止めてくださる方々も多く、大学生が伝えるチカラを実感しました。 学生間でも各大学で取り組む活動で課題としていること、新たに被災地でチャレンジしようとしていること、被災者の方々から教えていただいたことなど、多くの知見を共有することができました。 ※1:登壇者所属
石巻専修大学・福島大学・熊本大学・九州ルーテル学院大学・神戸大学・神戸学院大学・甲南女子大学
2日目は神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで開催し、来場者数は約50人でした。まず基調講演として復興庁ボランティア・公益的民間連携班/男女共同参画班の佐々木様に、「復興庁における学生ボランティアの取り組み」についてご講演いただきました。復興庁が行う「学生ボランティア促進キャンペーン」や「復興・創生インターン2016」をご紹介いただきました。 その後、関西・東北・熊本で復興支援に関わる学生たちが各被災地での活動についてプレゼンテーションを行い、「復興支援における学生の可能性」をテーマにワークショップを行いました。1日目のトークセッションでは話しきれなかった活動の詳細について紹介し合い、ワークショップではお互いの活動から学び合い、それぞれの活動を被災地で活かすためにはどうすればいいのかを話し合いました。
「復興庁における学生ボランティアの取り組み」「復興庁における学生ボランティアの取り組み」「復興庁における学生ボランティアの取り組み」についてご講演「復興庁における学生ボランティアの取り組み」についてご講演
学生たちからは、「復興支援活動において学生・被災者の方々、双方のやり取りが大切だということを改めて感じた」「今回生まれたつながりを大切に、地元である被災地での活動も継続していきたい」などの感想が多く聞かれました。 今後、当大学としても被災地の復興に更に寄与できるよう、今回の取り組みを点として終わらせるのではなく、学生間のつながりを継続させ、発展させていけるような仕掛けづくりに努めていきたいと思います。 過去に大きな災害を経験した神戸のまちだからこそ、多くの方々が本取組への思いを共有してくださり実施することができました。今回の取り組みにご尽力いただいた皆様へ心から感謝いたします。
 
【本件に関する問合せ先】
神戸学院大学 現代社会学部実習助手(前田)
Tel:078-974-1551(代表)