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協議会の活動

活動紹介

令和6年7月3日(水)に、「新しい東北」官民連携推進協議会 令和6年度 宮城県意見交換会(第1回)を開催しました。

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 この意見交換会は、「新しい東北」の創造に向けたこれまでの取組を通じて蓄積したノウハウの、被災地内外への普及展開等のために各取組主体間による連携や情報発信等のあり方について議論することを目的として、岩手県・宮城県・福島県それぞれに開催するものです。今年度も昨年度までと同様、議論の状況等を会員の皆様に報告するために、議事概要や資料を公開いたします。是非ご覧ください。

 第1回宮城県意見交換会では、各参加団体から取組の紹介が行われた後、事務局より今年度の方向性等を説明し、令和6年度の意見交換会や実践の場のテーマ、取組内容等について意見交換を行いました。

 意見交換では、今年度の取組について、大阪・関西万博を見据えたインバウンド観光を促進させるモニターツアープログラムを開催するという方向性で合意を得られました。
 取組内容に関する議論の中では、インバウンドの中でも嗜好や滞在期間の傾向を踏まえたターゲット設定を行うことがモデルコースの設定に有効であり、地域の魅力訴求や観光コンテンツの磨き上げに効果的という意見や、東北に来た方々が震災を学び、東北の魅力を堪能する設定のためには、既存の復興ツーリズムのコースを参考とするほうが、限られた取組期間では有効ではないかという意見が挙げられました。

 また、インバウンドのシェアを高めるための取組は、大阪・関西万博以降も東北への誘客を伸ばすことに繋がるため、観光業界とも連携し、復興の分野でも魅力的なコンテンツ創りを進め、多言語化なども含めて考えていくべきであり、取組の方向性としては良いという意見も得られました。

 招待状ワークショップの開催については、昨年度の実績から活動時間の不足と、参加人数の不足が懸念事項として挙げられ、開催方法に関する議論が行われました。
 ワークショップへの参加者に関しては、県内高校生をその構成の主軸として捉え、県教育委員会との調整により幅広い学生の参加を促すという意見、昨年度参加の松島高校や、多賀城高校、地域おこし協力隊などへの協力打診を行うことで参加者を募るという意見のほか、高校生がワークショップに参加する場合には放課後に会場に集合することが必要となり、その場合は時間的な制約があるためため、リモート開催を含めた計画を再考する必要がある、という意見を得られました。

 今回の意見交換会により、今年度の取組テーマ・内容については一定の合意が得られたため、今回の議論を踏まえて、事務局において、副代表団体や地域の学生ネットワーク等と具体的な調整を行っていくこととしています。

【議事概要】

「新しい東北」官民連携推進協議会 令和6年度 宮城県意見交換会(第1回)議事概要

【資料】※公開可能な資料のみ掲載しております

■事務局 提出資料
● 資料1 「新しい東北」官民連携推進協議会 令和6年度 宮城県意見交換会(第1回) 事務局資料

■復興庁 提出資料
● 資料2-1 「令和5年度活動資料」
● 資料2-2 第4回東北復興ツーリズム推進ネットワーク会議

■宮城県 提出資料
● 資料3-1 みやぎ・復興の歩み13
● 資料3-2 ご当地じゃらん 宮城県
● 資料3-3 みやぎ語り部講話
● 資料3-4 学びなおし塾
● 資料3-5 知りたい みやぎ復興の知恵

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