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連携制度

連携支援制度

平成30年3月7日(水)に、三陸オイスターフェスティバル実行委員会が主催する「牡蠣の知識・ノロウイルスセミナー(3回目)」が開催されました。

三陸オイスターフェスティバル実行委員会の「牡蠣の知識・ノロウイルスセミナー」が連携支援制度に採択されました。同イベントは、平成30年3月7日(水)に星和ビル3階(宮城県仙台市)にて開催されました。

主催:
三陸オイスターフェスティバル実行委員会
参加団体:
株式会社海遊、株式会社日本微生物研究所、かき小屋渡波、株式会社飛梅他
開催日時:
平成30年3月7日(水)14:00~17:00
開催場所:
星和ビル3階
開催概要:
三陸オイスターフェスティバル実行委員会では、三陸オイスターフェスティバルに参加する会社や店舗、団体様に「牡蠣の知識・ノロウイルスセミナー」を開催し、牡蠣の取り扱いやノロウイルス対策などをしっかりと学び、イベントはもちろんのこと通常の営業でも役立てて頂くための取組を行っています。当日は約20名の飲食店経営者にお集まり頂きました。 この背景には、宮城県で2016年12月に養殖牡蠣からノロウイルスが検出されたことがあります。この時、宮城県漁協はノロウイルスが検出されていない海域を含む県内全域で出荷自粛を行いました。この結果牡蠣の売り上げが落ち込み、復興途上であった被災地の業界全体に及ぶ大きなダメージとなりました。 当日は講師にトップクラスの細菌・ウイルス検査を誇る株式会社日本微生物研究所の佐藤寿夫専務や、株式会社海遊の伊藤浩光代表取締役、かき小屋渡波寺岡征己オーナーを迎え、ノロウイルスの被害の感染ルートや予防方法についてお話し頂きました。 牡蠣と結び付けられて考えられてしまうノロウイルスは、牡蠣自体で増殖することは無く、実はヒトの中で増殖するということが分かっています。牡蠣などの食べ物に限らず、ノロウイルスが付着したものを触った手で口を触ったりすれば、そこから感染し増殖され発症したり、その本人は発症しないまま別の方に感染していくことを伺いました。 飲食店営業許可に関する法律ではノロウイルスの検査までは義務付けられていないのですが、飲食業に関わる従業員の方が全員、定期的な検査を行うことで事故を未然に防ぐ努力の重要性を再確認できました。 「ノロウイルス=牡蠣が感染源」といった誤ったイメージも、牡蠣に関わる1人1人が意識高く検査、衛生管理を徹底することで払拭していかなければならないとお話し頂きました。
牡蠣の知識・ノロウイルスセミナー(3回目) 牡蠣の知識・ノロウイルスセミナー(3回目)
株式会社海遊では、伝票などからうつることも考え牡蠣に触らない事務職の方を含めた全員が検査を受けているそうです。セミナーにご参加頂いた飲食業界の皆様にとって関心の高いお話であったこともあり、参加者全員が有料のノロウイルス検査を受けることになりました。 参加者の方からは「お店に出ない社員もノロウイルス検査を受けるようにしていきたい。」と前向きな言葉も頂けました。引き続き業界が一致協力して、関係者間の連携促進と正しい知識の普及に努めていきたいとおもいます。
 
【本件に関する問合せ先】
三陸オイスターフェスティバル実行委員会
担当:伊藤 浩光
Tel:0225-25-6853
Mail:sanrikuoysterfestival@gmail.com
URL:https://www.sanrikuoysterfestival.jp/