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連携制度

連携支援制度

平成30年3月17日(土)から19日(月)にかけて、福島県立新地高等学校おもひの木プロジェクト地理歴史班が主催する「おもひの木プロジェクト 徳島県との連携事業」が開催されました。

福島県立新地高等学校おもひの木プロジェクト地理歴史班の「おもひの木プロジェクト 徳島県との連携事業」が連携支援制度に採択されました。同イベントは、平成30年3月17日(土)から19日(月)にかけて徳島文理高等学校(徳島県徳島市)等にて開催されました。

主催:
福島県立新地高等学校おもひの木プロジェクト地理歴史班
開催日時:
平成30年3月17日(土)~3月19日(月)
開催場所:
徳島文理高等学校、徳島県美波町由岐公民館、徳島文理中学校、徳島大学理工学部等
開催概要:
福島県立新地高等学校おもひの木プロジェクト地理歴史班の小賀坂美咲(福島県立新地高等学校1年生)と濱田潤子(顧問教諭)は、徳島県との連携事業として、徳島県内で東日本大震災の語り部活動を実施しました。徳島文理高等学校、徳島県海陽町浅川観音堂などの津波石碑建立地、徳島県美波町由岐公民館、徳島県文理中学校、徳島大学理工学部において、小中髙の生徒・大学生・一般の方々に向けて講演を行いました。 福島県新地町では津波で119名が亡くなりました。大変辛い経験であるため7年を経ても、震災当時の話ができない方々が多くいます。そのような中、小賀坂ら高校生が、震災の語り部活動や津波研究を始めました。福島県には数百年に一度しか大津波が発生せず、震災前には大津波の歴史が語り継がれていませんでした。数百年後に再び多くの犠牲者が出る可能性があるとして、小賀坂たちは津波が到達した高さを後世に伝えるため津波石碑の建立を目指しています。その活動の中で、地域の方々への震災に関する聞き取り調査も行いました。今回はこれらの津波研究や被災体験を歴史的な地震・津波碑が多く残されており、現在も南海地震に備え日々活動を行っている徳島県で小賀坂と濱田が語りました。 17日は、徳島文理高等学校の生徒・教員など16名に向けて講演を行いました。徳島の生徒からは、「震災を体験した同世代の小賀坂さんから直接話を聞くことができてよかった」、「南海トラフ巨大地震への対策を自分たちも真剣に行わなければならないと感じた」との感想をいただきました。中には、涙ぐみながら話を聴く生徒の姿もありました。 18日は、最初に海陽町浅川観音堂で徳島県の防災関係者に向けて語り部活動を行いました。昭和南海地震の経験者を始め、徳島大学環境防災研究センターの中野晋教授や、徳島県教育委員会文化財課担当者、香川大学教授、海洋町立博物館学芸員、四国放送・NHK徳島・福島中央テレビ・徳島新聞社の記者などの前で経験を伝えました。 次に、美波町由岐公民館で地元の方々80人を前に講演を行いました。講演を聴いた人の中には涙ぐむ方もおり、講演終了後には多くの方々から激励の言葉をいただきました。また、徳島県には過去の地震・津波碑が多く残されているなか、中野教授から津波石碑建立への具体的なアドバイスをいただきました。その後、津波石碑や高台への避難経路を見学しました。ここでも取材を受け、NHK徳島やNHK福島のニュース番組で取り上げられたり徳島新聞に掲載されました。 19日には、徳島文理中学校の1年生や教員を含む100名以上の前で、震災の経験を伝えました。小賀坂が「今日家に帰ったら、地震の時どの避難所に逃げるかを家族で話し合ってください。地震が起きたらまずは自分ひとりで高台に逃げて、津波から命を守り、そして家族で話し合った避難所に向かってください」と伝えると、生徒たちは真剣に聞き入っていました。 その後、徳島大学理工学部に移動し防災関係の教授や社会人、学生たち15名への講演を行い、避難所運営などについて語り合いました。徳島県で南海トラフ地域の津波防災研究に携わる人々に向けて、小賀坂は津波被災地の避難所で生活した当事者からのアドバイスを行いました。 今回徳島に向かう前、福島県新地町の住民から多くの激励の言葉をいただきました。また、これまで語られる機会がなかった避難所運営のアドバイスや、震災直後の話なども小賀坂に託されました。新地町ではこの活動をきっかけに、多くの人たちが震災当時の経験について語り合うようになりました。被災地の方々が自分たちの経験を南海トラフ地域の減災に活かし未来の命を守っていくことは、被災地の方々の心のケアにも繋がっているのだと感じました。 徳島県の方々から多くの激励の言葉とともに、「小賀坂さんにまた会いたい、話を聴かせてほしい」、「津波石碑建立の活動の力になりたい」という声をいただきました。今後、新地町の人たちから被災時の経験談や避難所経営についての聞き取り調査を行い、それを再び、徳島の人たちに披露したいと考えています。今後も、南海トラフ地域での語り部活動を行い、今後の減災・防災、命の教育に繋げていきたいです。
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【本件に関する問合せ先】
福島県立新地高等学校おもひの木プロジェクト地理歴史班
担当:濱田 潤子(顧問)
Tel:0244-62-2009
Mail:hamada.junko@fcs.ed.jp
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