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連携制度

連携支援制度

平成30年2月20日(火)に、公益財団法人オイスカが主催する「海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画報告会」が開催されました。

公益財団法人オイスカの「海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画報告会」が連携支援制度に採択されました。同イベントは、平成30年2月20日(火)に脇山公民館(福岡市早良区)にて開催されました。

主催:
公益財団法人オイスカ
参加団体:
エムフォレスト松島森林総合
開催日時:
平成30年2月20日(火)10:00~11:00
開催場所:
脇山公民館
開催概要:
公益財団法人オイスカ主催による「海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画報告会」を平成30年2月20日(火)に開催しました。さまざまな災害が起きている中で、東日本大震災について、記憶の風化が進んでいくのは仕方のない面もありますが、報告会を行うことによって少しでも東日本大震災について考える機会となるように、また、日本各地にある海岸林の役割を多くの人に知っていただくことができるよう、本取組を開催しました。 講師としてプロジェクト開始当初より技術協力をしていただき、様々な面でアドバイスをいただいているエムフォレスト松島森林総合の佐々木勝義代表にプロジェクトの進捗や今後必要となってくる管理についてお話しいただきました。 今回の報告会には日本人だけでなく、アジア太平洋から来ている青年たちも参加しており、より多くの地域の方に東日本大震災について知ってもらうことができました。震災後、被災地の方々はどのように復興に取り組んでいるのか、実際の活動だけでなく被災者の気持ちの変化についても併せてご報告いただきました。 参加者の中には、近年大規模な災害に見舞われた国から来ている青年もおり、それぞれの国での活動と重ね合わせて報告を聞いていた様子でした。開催場所の九州地方ではここ数年自然災害が続いていることもあり、東日本大震災に関しての関心は薄れてきているようでしたが、やはり震災当時の写真や映像は強く印象に残っているようでした。参加者の中には、実際に海岸林再生プロジェクトのボランティアに参加したことがある方もおり、また見に行きたいとの声もいただきました。 その後、強い森づくりのために必要な、森林全体の健全な成長・保安林の維持増進を図るために不要な樹木を伐採する間伐・本数調整伐についての講義と、山での実践を行いました。佐々木氏からは、「日本国内には手入れがされていない山も多い。そういった山は自然災害に弱い。日々の手入れが重要になってくる」とのお話があり、今後起こりうる災害に対して防災・減災する観点からも日々の間伐・調整伐が重要であると実感しました。 国外の参加者から「日本の復興への取組を知れたことは、国に戻った際に役に立つと思う」とのコメントをいただきました。日本国内でも毎年様々な災害が発生しています。プロジェクトとともに被災地のことを伝えていき、復興活動は今現在も続いていることを1人でも多くの人に知ってもらえるよう取り組んでいきたいと思います。
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【本件に関する問合せ先】
公益財団法人オイスカ
担当:浅野 奈々穂
Tel:03-3322-5161
Mail:kaiganrin@oisca.org
URL:http://www.oisca.org/kaiganrin/