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連携制度

連携支援制度

平成29年11月18日(土)に、島津麹店が主催する「地方から都会への商品情報発信!価値発掘と撮影方法」が開催されました。

島津麹店が主催する「地方から都会への商品情報発信!価値発掘と撮影方法」が連携支援制度に採択されました。同イベントは、平成29年11月18日(土)に島津麹店(宮城県石巻市)にて開催されました。

主催:
島津麹店
参加団体:
島津麹店・佐藤建具工芸
開催日時:
平成29年11月18日(土)9:00~12:00
開催場所:
島津麹店内(宮城県石巻市)
開催概要:
島津麹店は、石巻沿岸部の唯一の麹専門店として103年営業を続けている老舗麹店です。震災後に営業を再開し、全国規模で事業を行うことを視野に入れ活動する中で、自分達が伝えている情報や認識している価値観と、消費者が求めている情報、消費者が捉えている価値観の違いが予想以上にある事に気づきました。そこで今回、フリーランスフォトグラファーの三浦健司氏から利用者の目を引く撮影方法について学ぶイベントを企画しました。本取組では事業者単体では学べない商品のアピール方法と消費者への伝え方を習得するとともに、より注目され、人を引き付ける情報発信の仕方を学びました。 講師の三浦健司氏はフリーランスフォトグラファーとして、商品のアピールや広告方法に悩む全国の地場産業従事者に撮影技術を指導し商品の購入機会を増やす活動を行っています。情報発信の質とスピードのバランスについて、消費者の求めている情報は何か、また、商品撮影機材の設置と使い方、商品の撮影技法を実演と共に披露していただきました。 参加者からは携帯電話を使った場合の光の調節の仕方、携帯撮影する場合の商品のピントの合わせ方、最低限必要な撮影道具と便利道具の選び方について質問があり、それぞれの実機をもって指導していただきました。 講師のお話の中で、「100%完成された写真や記事を目指して時間をかけて情報発信するよりも70~80%の出来でもよいので、リアルタイムで情報を発信した方が総合的にメリットになる」というお話が特に印象的でした。また、トップライト・サイドライトの当て方や商品の位置関係、背景の構図を考えて撮影する事により、画像処理で簡易的に光の調節や色味の変更、影・透明感を演出する方法等、本には掲載されていない細かい作業を体験することができました。

<受講前撮影写真>

受講前撮影写真受講前撮影写真

<受講後撮影写真>

受講後撮影写真受講後撮影写真
講義を通して、リーフレット、チラシ、HPの商品紹介で消費者の購買意欲を掻き立てる文章や写真の表現方法を知ることができました。 参加者が実際撮影して、悪い所や改善点をその場で直接ご指導していただけたので記憶に残る実践的な知識を取得する事が出来ました。本取組で得た気づきを商品のアピールにつなげていきたいと思います。 また今回のイベントで、アウトソーシングを利用する事で今までできなかった事が可能になる事がわかりました。今後も地元の団体と協力し新しい価値観を発信していきたいと思います。具体的には、糀教室を地元だけでなく県外でもできるよう体制を整え、体験型の教室を開催するなど、情報発信を定期的に行い、少しでも域外から地元に人を呼べるよう、新商品と体験型のイベントをどんどん提案していこうと思います。
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【本件に関する問合せ先】
島津麹店
担当:佐藤 光弘
Tel:0225-22-1708
Mail:kouji_simazu@yahoo.co.jp
URL:https://www.simazu-kouji.com/