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連携制度

連携支援制度

平成29年11月25日(土)に、公益財団法人オイスカが主催する「海岸林再生プロジェクト10ヵ計画報告会」が開催されました。

公益財団法人オイスカの「海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画 視察勉強会」が連携支援制度に採択されました。同イベントは、平成29年11月25日(土)にチャリティーランナーとして参加する一般参加者26名他、各企業・支援団体を対象に、クレオ大阪中央(大阪府大阪市)にて開催されました。

主催:
公益財団法人オイスカ
参加団体:
UAゼンセン大阪府支部、USJ労組他
開催日時:
平成29年11月25日(土)15:30~17:00
開催場所:
クレオ大阪中央
開催概要:
公益財団法人オイスカ主催の「海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画報告会」を開催しました。当団体のチャリティランナーとして大阪マラソンへ出場してくださる方と大阪府近郊の支援者へ、海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画のこれまでの実績を報告し、海岸林の復興状況を広く知っていただくことを目的としたものです。 講師として、また、ご自身もチャリティランナーとして大阪マラソンに出走した元日本経済新聞論説委員兼編集委員の小林省太氏にプロジェクトの進捗や被災地の自然の移り変わりなどをお話しいただきました。
海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画 視察勉強会①海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画 視察勉強会①海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画 視察勉強会②海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画 視察勉強会②
公益財団法人オイスカの進める海岸林再生プロジェクトは、4年連続で大阪マラソンの寄付先団体に認定されております。報告会はその前日に開催し、ご自身で所属組織や友人などから多くの寄付を募ってチャリティランナーとして出場する方や、UAゼンセン大阪府支部、USJ労組など支援企業・労働組合の代表者・ご担当者、大阪府職員など26名が出席しました。プロジェクトを実施するにあたり、年間2,100人の8時間従事ボランティアが名取に集いますが、その1割以上は近畿圏からの参加者です。この背景には、阪神淡路大震災を経験していることと因果関係が少なからずあると考えております。 講師の小林省太氏は現職時代は年数回、退職後は毎月1回以上名取市で海岸林再生ボランティアとして汗をかいていらっしゃいます。森林生態系を活用した防災・減災としての海岸林の再生のみならず、街づくりやTPPに対応した新しい農業生産基盤や復興全体の状況を、宮城県ウェブサイトの記載なども活用して復興計画全体が「発展期」に入っていく状況を平易に解説してくださいました。また、被災地の日々の営みも7年通い続けている方ならではの視点で発信してくださいました。講演後の質疑応答では、質疑応答というよりもむしろ、参加者一人一人からコメントをいただきそれに講師が回答するという時間を取ることが出来ました。 今回の出席者にとっては、「来年度、どのように震災復興支援に関わっていくか」という計画立案時期に入っております。報告会では「まだ出来ることがある」という旨の発言が相次ぎ、新規支援の要請もその場で受けつけました。大阪での支援は拡大の状況であり、来年度は年2回の勉強会の開催を視野に入れて活動する見通しです。 今回、被災地の現状を共有し、震災について改めて見つめ直すことができました。参加者それぞれに思うところはあったと思いますが、新規支援の要請もあったように、今後、大阪をはじめとした近畿圏内にプロジェクトを普及させていく足掛かりとなりました。震災から丸7年が経とうとしている中、風化を食い止めるのは難しいですが、プロジェクトとともに被災地のことを伝えていき、復興活動がまだ続いていることを1人でも多くの人に知ってもらえるよう取り組んでいきたいです。
 
【本件に関する問合せ先】
公益財団法人オイスカ
担当:浅野 奈々穂
Tel:03-3322-5161
Mail:kaiganrin@oisca.org
URL:http://www.oisca.org/kaiganrin/