TOP > 連携制度 > 連携支援制度 > 宮城県 > 平成29年11月18日(土)に、公益財団法人オイスカが主催する「海岸林再生プロジェクト10ヵ計画 視察勉強会」が開催されました。

連携制度

連携支援制度

平成29年11月18日(土)に、公益財団法人オイスカが主催する「海岸林再生プロジェクト10ヵ計画 視察勉強会」が開催されました。

公益財団法人オイスカの「海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画 視察勉強会」が連携支援制度に採択されました。同イベントは、平成29年11月18日(土)にオイスカ名取事務所(宮城県名取市)にて開催されました。

主催:
公益財団法人オイスカ
参加団体:
日本造林協会
開催日時:
平成29年11月18日(土)10:00~16:00
開催場所:
オイスカ名取事務所ほか
開催概要:
平成29年11月18日(土)に公益財団法人オイスカ主催で「海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画 視察勉強会」を行いました。これは、毎月行っている現場ボランティアのリピーター向けに当プロジェクトに対する疑問点などを解決してもらうこと、また当プロジェクト地以外の海岸林造成地の視察を通して、海岸林についての理解を深めてもらうことを目的としたものです。今回、講師として林業の専門家である日本造林協会の常務理事 赤木利行氏にお越しいただきました。赤木氏は個人でもボランティアに参加しているリピーターでもあるため、ご自身の知識・技術面のお話に加え、ボランティアの在り方などについてもお話しいただきました。
当日はほぼ毎月ボランティアに参加してくださっている方、17名が参加しました。自己紹介を済ませた後、赤木氏より海岸林の基礎的な部分や、オイスカの取り組んでいるボランティア活動に関してご自身の感じていることを含めてお話をいただきました。赤木氏はご自身が公務員を長くされていたこともあり、「オイスカはまったく違う視点で活動をしていて、参加しているボランティアや支援企業などが崇高な気持ちでプロジェクトに取り組んでいる」と話し、長年林業に携わってきた目から見ても「海岸林再生は今のやり方がベスト」と参加者に伝えました。一方で「ボランティアの方の草取りは少し丁寧すぎるように感じる」とも話し、「草が7~8割かぶっても木は大丈夫」と説明されました。 海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画 視察勉強会海岸林再生プロジェクト10ヵ年計画 視察勉強会
普段のボランティア作業では実際の現場での活動がメインとなりますが、今回は視察勉強会ということで普段行くことのない他地域の海岸林造成地を実際に見ることができ、自分たちの現場との違いや進捗状況、課題等を確認することができました。また、リピーターの方々が自分たちの作業がどのように役に立っているのか、やらないとどのようになってしまうのかを実感するよい機会となったようです。 今後も今まで同様にボランティアの作業を行いながら、その中でボランティアの活動がどれだけ必要なことなのか、ほかの団体とどういうところが違うのかなどをもう少し伝えていきたいと思います。被災地の雰囲気や復興がどの程度進んでいるのか、なぜオイスカがこの取組をしているのかなど、ボランティアに来てくださる方だけではなく、来られない方にも広く伝えていけるよう各地での報告会も増やしていけるようにしていきたいと思います。
 
【本件に関する問合せ先】
公益財団法人オイスカ
担当:浅野 奈々穂
Tel:03-3322-5161
Mail:kaiganrin@oisca.org
URL:http://www.oisca.org/kaiganrin/