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連携制度

連携支援制度

平成29年3月20日(月)に、特定非営利活動法人東北開墾が主催する「山地酪農家・中洞正×東北食べる通信編集長・高橋博之 トークセッション&座談会」が開催されました。

特定非営利活動法人東北開墾の「山地酪農家・中洞正×東北食べる通信編集長・高橋博之 トークセッション&座談会」が連携支援制度に採択されました。同イベントは、平成29年3月20日(月)にLEAGUE有楽町にて開催されました。

主催:
特定非営利活動法人東北開墾
開催日時:
平成29年3月20日(月)16:00~20:00
開催場所:
LEAGUE有楽町(東京都千代田区有楽町2丁目10-1)
開催概要:
NPO法人東北開墾は、「山地酪農家・中洞正×東北食べる通信編集長・高橋博之 トークセッション&座談会 東北の生産現場と都市をかきまぜる」を有楽町の東京交通会館ビル6階、LEAGUE有楽町にて開催しました。東北食べる通信2017年2月号で特集した岩手県岩泉町の山地酪農家・中洞正氏を講師として招き、地方の生産者と都会の消費者のつながりや人が生きていくうえで重要なことについて、弊団体代表高橋博之と対談を行い、参加者と議論を行うトークセッションを開催しました。参加者には、主に都会で働く東北食べる通信の読者の方や、中洞氏を長年支援するファンの方、生産者、高校生や大学生など多様な方がいらっしゃいました。乳用牛飼育戸数が半世紀で96%も減少するという厳しい環境下で、中洞牧場はあえて全国的に主流の畜舎飼育ではなく、放牧と自生植物主体の酪農を行い、大手乳業メーカーや農協に依存せず自ら製造設備の整備や販路拡大を進め、根強いファンに支えられて営農を続けてきました。会場では中洞氏を長年支援する多くのファンから、大量生産・大量消費ではなく、環境保全や家畜飼育も含めた中洞氏のビジョンに共鳴し、製品を買い続けているとの発言が多数ありました。食べる通信も中洞牧場と同様に消費者の共鳴が小規模生産者を支えるモデルを模索しており、双方の活動に対して参加者の共感を得ました。 また、中洞牧場で研修した若手酪農家が登壇し、牧場の研修制度や新規就農者としての今後の展望について発表を行いました。大消費地である東京と離れた中洞牧場ですが、ビジョンを明確にうちだすことで、ビジョンに共鳴するファンが生まれ、若手研修生が絶えず訪れています。小規模経営や山間僻地の生産者が多い東北において中洞モデルが参考となること、また顔が見える生産者を広げることの重要性を参加者と認識しました。当日の様子は、河北新報3月23日朝刊でも報道していただいています。弊団体は、生産現場へ踏み入れる入り口としてのツーリズムを今夏に中洞牧場で実施したいと考えています。すでに旅行会社や外部企業との連携企画もすすんでおり、今回のイベント参加者を中心にパイロットツアーが開催できるものと考えています。また4月には中洞氏を再度東京にまねき、全国の食べる通信編集長が集うイベントを企画中です。 山地酪農のパイオニアとして40年以上の実践を続ける中洞氏の取組を直接お話いただき、誌面で伝えてきた以上のインパクトを参加者にもたらすことができました。また牧場若手スタッフ、中洞氏のファン、東北食べる通信読者、聴衆として参加した生産者が懇親会で直接交流しており、ここでの繋がりが今後様々な展開へつながることを期待しています。
「山地酪農家・中洞正×東北食べる通信編集長・高橋博之 トークセッション&座談会 東北の生産現場と都市をかきまぜる」「山地酪農家・中洞正×東北食べる通信編集長・高橋博之 トークセッション&座談会 東北の生産現場と都市をかきまぜる」
 
【本件に関する問合せ先】
NPO法人東北開墾
担当:阿部 正幸
Tel:080-9035-8598
Mail:info@taberu.me
URL:http://taberu.me/tohoku/