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連携制度

連携支援制度

平成29年2月11日(土)に、特定非営利活動法人クリエイティブ・あいちが主催する「東日本大震災経験者が語る、南海トラフ大地震防災・減災シンポジウム」が開催されました。

特定非営利活動法人クリエイティブ・あいちの「東日本大震災経験者が語る、南海トラフ大地震防災・減災シンポジウム」が連携支援制度に採択されました。同シンポジウムは、平成29年2月11日(土)に碧南市市民活動センターにて、NPO法人Do Tankみやぎ、NPO法人日本心理カウンセラーズ連盟、碧南市市民活動センターとの連携の下、開催されました。

主催:
特定非営利活動法人クリエイティブ・あいち
連携団体:
NPO法人Do Tankみやぎ、NPO法人日本心理カウンセラーズ連盟、碧南市市民活動センター
開催日時:
平成29年2月11日(土) 13:00~17:00
開催場所:
碧南市市民活動センター
開催概要:
特定非営利活動法人クリエイティブ・あいちは、今回のシンポジウムで4回目となる「南海トラフ大地震 防災・減災シンポジウム」を開催致しました。シンポジウムの目的は、南海トラフ大地震への防災・減災に対する意識向上です。また、今回は東日本大震災を風化させないよう、「3.11の悲劇を繰り返さないために、石巻からの警鐘」をテーマとしました。司会進行はNPO法人日本心理カウンセラーズ連盟のメンバーが担当し、最初に震災直後のドキュメンタリー映画「Pray For Japan~心を一つに~」を上映しました。
ドキュメンタリー映画「Pray For Japan~心を一つに~」上映ドキュメンタリー映画「Pray For Japan~心を一つに~」上映
家族、ボランティア、行政、学校など、様々な分野に携わる方々の話に、会場に訪れた方全員が見入っていました。
家族、ボランティア、行政、学校など、様々な分野に携わる方々家族、ボランティア、行政、学校など、様々な分野に携わる方々
続いて、防災・減災意識を高め、被災地との懸け橋となれるよう「人災を防ぐ地域づくり~災害の時こと問われる地域力~」と題してNPO法人Do Tankみやぎの遠藤学氏が講演しました。 南海トラフ大地震において碧南市では津波の被害が強く想定されていることもあり、講演時の石巻市の津波の被害に関する話には、参加者の方々がメモを取ったりスクリーンを写真に収めるなど、参加者の関心の高さがうかがえました。講演後、自分達だけではなく周りと知識を共有するためにはどうすれば良いのかなど、質問が多く上がりました。被災地との連携を図ることで、地震への備えの重要性を伝えるための説得力が大きく増すことを改めて認識しました。また、震災時に教え子を失った経験から幼い命を守るための啓蒙活動を実施している、幼稚園教諭の日野公美子氏との質疑応答も行いました。日野氏は、「地震の際、川の堤防が決壊して津波が町に流れ込んできた。津波がここまで来るとは考えもしなかったし、津波はすぐに引くものだと思っていた。しかし、地盤沈下も相まって水が引かず隔離された状態になり救援も呼べないという状況だった。自分の地震体験をこれからの人達に語り続けていきたい」と話されました。質疑応答では今まで以上に活発に意見が飛び交いました。他方、今回のシンポジウムで津波が予想されている地域とそうではない地域で、防災に対する住民の意識に差があることを実感しました。災害は津波だけではないこと、そしてどこで被災するか分からないことをさらに伝えていきたいと思います。
 
【本件に関する問合せ先】
特定非営利活動法人クリエイティブ・あいち
担当:長岡 修平
Tel:080-5120-1317
Mail:creativeaichi@gmail.com