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連携制度

連携支援制度

平成29年2月4日(土)に、一般社団法人RCFが主催する「岩手県水産物の高付加価値化に取り組む研修会」が開催されました。

一般社団法人RCFの「岩手県水産物の高付加価値化に取り組む研修会」が連携支援制度に採択されました。同報告会は、平成29年2月4日(土)に、日本料理研究会にて宮城県水産加工業者との連携の下、開催されました。

主催:
一般社団法人RCF
共催:
岩手県庁、マルヤマ山根商店、重茂漁協、ひろの屋
開催日時:
平成29年2月4日(土)
開催場所:
日本料理研究会(東京都中央区築地2-15-15-201)
開催概要:
一般社団法人RCFは、首都圏の日本料理の一流シェフの方々に対して、岩手県の水産業の現状と衛生品質管理を含めた高付加価値化の取組、および各参加事業者様の努力と熱意を知っていただくための研修会を開催しました。
岩手県庁農林水産部水産振興課 特命担当 鈴木様岩手県庁農林水産部水産振興課 特命担当 鈴木様
最初に、岩手県庁農林水産部水産振興課 特命担当 鈴木様より、岩手県の水産業の復興状況と販路回復をめざし、付加価値をあげるための衛生品質管理の取組を紹介頂きました。その後、マルヤマ山根商店 代表 山根様が、山根商店の歴史や震災後からの取組、宮古市の地域活性につながる地域産品を作りたいという思いで作った真鱈の加工品についてプレゼンを行いました。また、重茂漁協 主事 斎藤様は、震災以降、地域一丸で環境配慮に取り組み生産している高品質な水産物、震災で拍車がかかった人口減に対する生産体制の見直し、効率化の努力などについてプレゼンを行いました。最後に、ひろの屋 代表取締役 下荢坪様からは、震災を経て、北三陸を世界のブランドにすることにした決意とともに、うにや水だこなど高品質で豊富な地域の資源を最大限に生かした様々な取組を紹介頂きました。 各事業者にお話し頂いた後、実際にシェフの方に試食をして頂きました。今回提供した食材は、シェフの方々におおむね好評でした。各事業者は、試食とプレゼンテーションを通じてシェフの方々に伺った意見やアンケートで得た回答を、今後の商品開発などに活かしていく予定です。また本交流会では、各事業者は参加したシェフと名刺交換等、対面でのコミュニケーションも活発に行うことが出来ました。水産業復興において最大の課題である販路回復につながるきっかけ作りに寄与することができたと考えています。今回のような研修会を通して情報を継続的に発信することで、岩手県における水産物の価値向上を進めることが可能ということも分かりました。
試食試食
今後RCFは、各事業者が本交流会で得た成果を基により高付加価値の商品を開発するよう促していく予定です。加えて、そうした活動を地域全体にフィードバックし、被災地での水産業全体に付加価値創出の広がりを持たせられるよう、継続的に各事業者への支援を行っていきます。
 
【本件に関する問合せ先】
一般社団法人 RCF
担当:1次産業支援グループ 伊勢数磨
Tel:03-6447-0041/Mobile:050‐5897-1131
Mail:ise@rcf.co.jp
URL:http://rcf311.com/