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連携制度

連携支援制度

平成29年1月31日(火)に、南三陸町里山交流促進協議会が主催する「人が集う里山を考える 第一回勉強会」が開催されました。

南三陸町里山交流促進協議会の「人が集う里山を考える 第一回勉強会」が連携支援制度に採択されました。同勉強会は、平成29年1月31日(火)に、南三陸まなびの里いりやどにて南三陸町との連携の下、開催されました。

主催:
南三陸町里山交流促進協議会
共催:
南三陸町
開催日時:
平成29年1月31日(火)
開催場所:
南三陸まなびの里いりやど(南三陸町入谷字鏡石5番3)
開催概要:
南三陸町と南三陸町内外において活動を行う団体等が連携し「南三陸町里山交流促進協議会」を設立しました。本協議会は、三陸縦貫自動車道(※)が延伸することなどを背景に、町の玄関口となる入谷地区の交流人口の拡大及び地域の課題解決により、地域の振興をさらに促進することを目的としています。(※)三陸縦貫自動車道は、宮城、岩手、青森の各県の太平洋沿岸を結ぶ延長359kmの自動車専用道路で、東日本大震災からの早期復興を目指す取組の一環に位置付けられた道路です。第一回目となる今回の勉強会では、「里山に人が集い、地域が続いていくには何が必要か」をテーマに、講演者から他地域でどのようにして住民主体で地域づくりを推進してきたかを聞くことで、今後の活動内容のヒントを得ることができました。
人が集う里山を考える 第一回勉強会人が集う里山を考える 第一回勉強会
具体的には、くりはらツーリズムネットワーク大場事務局長様からご講演をいただきました。地域の伝統、文化や食を掘り起し、子どもから大人まで多くの地元住民が楽しみながら豊かに暮らし続けられることを目的として実施している年間130回を超える体験プログラムの事例についてお話いただきました。参加者からは、「地元の人が地元の魅力に自ら気づき、域外の人に伝えていけるようにしたい」という考え方や熱意に感動したという意見が多数ありました。お話から、地域によって生活環境が異なるため、地域づくりはいろんなスタイルがあって当然であることを再認識しました。他地域の物まねではなく、当地域ならではのネットワークを築き、少しずつ積み重ねていきたいと思いました。また、今回の勉強会の参加者には東日本大震災後に当町に移住して来た方が多く、「まだ地域内の資源を発見できていない。地元の人との関係も十分に築けていない」といった意見もありました。入谷地区の特色を生かした地域づくりに磨きをかけるためには、世代間交流を増やし、地域の人々が支い合いながら課題解決に取り組む仕組みを整えることが重要だと再認識しました。今後は、地域に住む者にとして、何が課題で、何を改善し、何を活かし、何を進めていくのか、特に若手や女性を中心とした参加メンバーでとことん議論するワークショップを開催し、その後は、地域住民の意向に沿った活動を積み重ね、里山のブラッシュアップを図りながら、交流事業の促進や地域課題解決に向けた協議を重ねていきたいです。
人が集う里山を考える 第一回勉強会
今回の勉強会は第一段階として、まずは地域と人の潜在的な価値を引き出し、地元住民の「この地域に住み続けたい」と思う意欲を醸成するという、当地域のニーズや勉強会のコンセプトにあった会となり、非常に参考となる有意義なものとなりました。参加者も40名を超え、地域住民の関心度が高いことを知りました。今後も参加者のモチベーションを高めるような勉強会や活動を積極的に実施していきます。
 
【本件に関する問合せ先】
南三陸町企画課
担当:千葉 啓
Tel:0226-46-1371
Facebook(南三陸町里山交流促進協議会):https://www.facebook.com/events/321900948204872/