受賞作品

大賞

団体名 株式会社磐城高箸(福島県いわき市)

事業名 林業と地域を再生させる、間伐材を使用した高級割り箸
事業概要 いわき産杉間伐材を活用し、デザイン性のある高級割り箸や派生商品を一貫製造・販売する事業を展開
受賞のポイント ○木材の仕入れから製品の販売まで一貫した事業は全国でも稀
○地域産木材を山林から直接、高値で仕入れることで、林業再生に貢献
○製造工程で出る端材等をボイラーの薪として活用(石油系燃料不使用)
○岩手、宮城、福島の3県の杉で作る「希望のかけ箸」、端材を活用した「眠り杉枕」等、付加価値の高い製品を開発
○地域の雇用創出や、障がい者の自立支援に貢献
昨年度受賞者の近況 ○いわき太平洋・島サミット2015において、内堀知事主催昼食会、安倍総理夫妻主催晩餐会等で、当社製品が使用(2015/5/22)
○東日本大震災から4年 日清医療食品と日本赤十字社がコラボして「献血で東北支援を!」キャンペーン第二弾で、当社製品(希望のかけ箸)が配布(2015/2/20)

優秀賞

団体名 桃浦かき生産者合同会社(宮城県石巻市)

事業名 超高圧機によるカキ剥きの機械化と商品開発
事業概要 超高圧機によりカキ剥きを機械化し、カキを使った高付加価値・高価格の新商品を開発
受賞のポイント ○機械化により、カキ剥き従業員不足の課題を解決
○超高圧機による食中毒原因菌の殺菌効果
○貝柱が剥がれた状態の殻付きカキ、香り付きカキなど、高付加価値商品の開発が期待

★アイリスオーヤマ株式会社から、アイリスオーヤマ賞が贈られました!
昨年度受賞者の近況  
団体名 みらい食の研究所(岩手県陸前高田市、宮城県気仙沼市)

事業名 までーに ブランド開発プロジェクト
事業概要 地域の第一次産品を活用したスープ等の新商品の開発と新市場開拓に取り組み、地域の食産業の付加価値を創出
受賞のポイント ○陸前高田市、気仙沼市の4社が連携することにより、1社ではできない商品開発や販売体制を構築
○第一次産品の高付加価値化、三陸の食の安全の「見える化」により、第一次産業の雇用増加が期待できる
昨年度受賞者の近況  
団体名 島津麹店(宮城県石巻市)

事業名 価値ある健康サポート、天然発酵甘糀飲料「華糀」
事業概要 ○江戸時代から続く石巻地域の麹文化を継承し、伝承技術と科学的データの融合。高温で殺菌する甘酒とは全く異なる、天然発酵甘糀飲料を低温加熱製法により商品化
○東日本大震災後、店舗と工場を再建し、平成26年11月3日にリニューアルオープン
受賞のポイント ○宮城県内産ササニシキ1等米を100%使用、アルコール分0.00%、食品添加物不使用
○甘酒と異なり、低温加熱製法によりビタミン類や必須アミノ酸が豊富、生きたままの麹菌が腸内を整える
○洋食に合わせたスタイルの提案等、多様なニーズに合致した商品展開の可能性
○県内企業とのコラボレーション商品を開発するなど、地域産業活性化に貢献
昨年度受賞者の近況 ○東洋経済オンライン記事に掲載(2015/10/04)
○宮城学院女子大学の学生・教授・卒業生の料理研究家の方々と華糀を使ったレシピ開発に取り組み中。2015年12月2日地域産品発掘フェア2015において、発表・試飲会を実施予定(仙台市情報・産業プラザ 多目的ホール(AER5階)、10:00~17:00)
団体名 ヤグチ電子工業 Radiation-Watch.org(宮城県石巻市)

事業名 安価・高精度・軽量な放射線測定器「ポケットガイガー」
事業概要 ○震災を期に、スマートフォン接続型線量計の開発に着手
○大手電子機器メーカーの製品の量販で培った技術を活用し短期間で商品化
受賞のポイント ○低価格・高精度・軽量化の実現により、一般市民による放射線測定が可能に
○スマートフォンに接続して測定でき、測定結果を共有して視覚的に分かりやすく表示
○ユーザー目線に立った柔軟な改良を重ねる
昨年度受賞者の近況  
団体名 梅村マルティナ気仙沼FSアトリエ株式会社(宮城県気仙沼市)

事業名 気仙沼発!毛糸&ニットによる、全国のみなさんとのしあわせ共有プロジェクト
事業概要 ○京都在住ドイツ人が宮城県気仙沼市で起業し、ニット製造のアトリエと販売店舗を開設
○インターネット通販により、毛糸とニットを気仙沼から全国に販売
○編み物教室を開催し、地域住民との交流を深める
受賞のポイント ○気仙沼市の主婦層のほか、地元高校卒業生を正社員とするなど地域雇用促進に貢献
○編み物教室等の開催により、地域コミュニティを活性化
昨年度受賞者の近況  
団体名 企業組合八幡平地熱活用プロジェクト(岩手県八幡平市)
連絡先:info@geo-farm.com

事業名 馬産地いわての復活と馬由来資源で都市と地域をウマく繋ぐプロジェクト
事業概要 ○地熱を活用した馬ふん堆肥の安定発酵、高品質化と安定供給を実施
○馬ふん堆肥を活用して、マッシュルームを栽培
受賞のポイント ○馬ふん堆肥の活用とマッシュルーム栽培による地域の第1次産業を活性化
○馬産地としての馬産業・馬文化・馬のいる景色を継承
○馬ふん堆肥を都市部のベランダ菜園、公共空間に供給し、都市部・首都圏と連携
昨年度受賞者の近況 ○平成27年度地熱理解促進関連補助事業 ジオ・ベジモデル検討 ソフト事業 採択
○平成27年 12月より地熱活用栽培の産地化を目指し、株式会社ローソンと共同で実証栽培を開始

奨励賞

団体名 株式会社幸呼来Japan(岩手県盛岡市)

事業名 伝統工芸「裂き織」で環境にも障がい者にも優しい「リユース」商品開発
事業概要 ファブリックメーカーから出る残反を伝統技術「裂き織」の技法を使い、魅力ある商品を開発・製造・販売
受賞のポイント ○伝統技術を継承しつつ、障がい者雇用を促進
○残反の活用(リユース)による環境負荷の低減
昨年度受賞者の近況  
団体名 南三陸復興ダコの会(宮城県南三陸町)

事業名 オクトパス君プロジェクト
事業概要 町の名産であるタコをモチーフにした復興イメージキャラクター「オクトパス君」のグッズ制作・販売を事業化
受賞のポイント ○震災直後より地域住民が主体となり、地域雇用の創出や地域振興に寄与
○廃校や耕作放棄地を活用して、製品製造や農園コミュニティを推進
昨年度受賞者の近況  
団体名 自然食品ばんだい(福島県喜多方市)

事業名 子供達に笑顔・観光客に思い出を作る喜多方もっちり餃子
事業概要 会津喜多方産コシヒカリ米粉を利用した喜多方もっちり餃子の開発・製造・販売
受賞のポイント ○コシヒカリが風評被害に苦しんでいる地域農業の活性化のための取組
○餃子の皮や具材にオール会津喜多方産の原材料を使用
○喜多方ラーメン店、道の駅、ホテル等で販売し、会津地域の観光振興に貢献
昨年度受賞者の近況 ○今年に入り新商品「喜多方もっちりスープ餃子」を開発
○READYFORで「喜多方もっちりスープ餃子」開発のプロジェクト(クラウドファンディング)を開始し、多数の支援者を獲得

新しい東北

新しい東北
協力企業等
一般社団法人東北経済連合会 アイリスオオヤマ 東北銀行 日本百貨店協会 独立行政法人科学技術振興機構