令和2年10月24日(土)に、せんだいメディアテーク1Fオープンスクエア(宮城県仙台市青葉区)およびオンライン会場にて、みやぎボイス2020 –復興検証の検証を望む声を開催しました。
■事業の背景・目的
みやぎボイスは、年に1回、震災復興に関わる様々な立場の方々が一堂に会して議論することで、震災復興の現在を確認し地域の課題を共有する場として機能してきました。今回も同様の開催形式を模索していましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、遠隔地から参加する登壇者と一般参加者については、zoomを用いたオンライン参加となりました。
■発表内容・質疑応答
最初の基調クロストークで、兵庫県立大学減災復興政策研究科研究科長の室崎先生から復興検証の二つの切り口と検証の継続性について、専修大学人間科学部の教授でもあり日本災害復興学会会長の大矢根先生から検証での二つの視点が提示され、次の6つのテーブルで広くて深い議論が展開されました。最後に各テーブルからの発表を受け総括としました
今回はコロナ禍の中の開催となり、出演者と関係者以外はリモートでの参加でしたが、復興とまちづくりに精力的に関わられている各分野の皆様にお集まりいただき、多様な意見交換と示唆に富む知見の共有ができました。
当日NHKの取材を受けニュースとして放映されるとともに、新聞社6社の取材と後日の報道がありました。また今回も多くの方から、みやぎボイスの評価と継続開催へのご期待のお言葉をいただき、あらためてみやぎボイスの役割を確認できました。
今後みやぎボイス2020報告書をまとめ、ご後援頂いた皆様にお届けするとともに、広く社会に発信します。さらにみやぎボイス連絡協議会は、復興まちづくりの協働のプラットフォームの充実を図って行きます。