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連携制度

連携セミナー制度

平成28年9月16日(金)公益財団法人地域創造基金さなぶりが主催する「地域の支えあい、これからの地域づくり」のフォーラムが開催されました。

公益財団法人地域創造基金さなぶりが主催する設立5周年記念フォーラム「地域の支えあい、これからの地域づくり」が平成28 年9月16日に開催されました。本フォーラムは、連携セミナー制度に採択された取組です。

主催:
公益財団法人地域創造基金さなぶり
開催日時:
平成28年9月16日(金)
・第1部「現場で役立つ復興論文大賞」発表会
・第2部 記念フォーラム「地域の支えあい、これからの地域づくり」
開催場所:
エル・パーク仙台 セミナーホール
開催概要:
設立5周年記念フォーラム「地域の支えあい、これからの地域づくり」設立5周年記念フォーラム「地域の支えあい、これからの地域づくり」
仙台89ERSキャプテンの志村雄彦さん、元ベガルタ仙台監督の清水秀彦さん、及び日本ファンドレイジング協会の三島理恵さんを招聘し、復興に関係する方々が聴衆として参加しました。東北復興におけるスポーツが果たした役割を学び、今後の地域づくりの中でのスポーツのあり方を議論する場となりました。参加者は80名です。 フォーラム冒頭では、復興庁久保田参事官からこれまでの復興の成果と課題につき話があり、志村さんからは、「仙台89ERSの震災後の支援活動における地域とつながり」、清水さんから「サッカーを通じて感じた地域からの支援の大切さ」、三島さんからは、「米国におけるスポーツと地域の関係」について、発表がありました。
復興に関係する方々興庁久保田参事官志村雄彦さん清水秀彦さん三島理恵さん
その後、志村さん、清水さん、三島さんの3名で、スポーツと地域の関係について、パネルディスカッションが行われました。「スポーツが地域を元気にするだけでなく、地域の応援がスポーツ選手の支えとなり、大きな力を発揮する」といったコメントが提示され、これからの地域づくりを進めていく上でも相通じるものがあり、大変示唆に富んだセッションとなりました。 聴衆同士で意見交換する場面では、「震災から今日までの足跡が思い出された」「今後も地域のサポーターとして期待しています」などの感想が寄せられました。そして、東北においても、スポーツチームが一体となって地域全体を盛り上げ、それをまた住民が一体となってサポートしていくような動きにしていきたいとの意見で一致しました。 公益財団法人地域創造基金さなぶりではこれまで、震災からの復興に携わる方々へ、主に資金支援という形で地域課題の解決に関わってきました。震災から5年以上経過した現在、復興が進むに従って地域の課題も複雑多岐に亘っており、また震災前からの課題であった人口減少、少子高齢化といった問題も、震災によってさらに加速されています。 このような状況を踏まえ、今後、地域の課題を具体的なデータを使ってより明確に示すこと、そしてデータで浮き彫りになった課題を解決する当事者がそれぞれの組織、団体の垣根を超えて一体となり、協働して課題解決にあたること、そのための働きかけ、仕組みづくりに取り組んでいきたいと思います。 次回、公益財団法人地域創造基金さなぶりでは、12月の寄付月間でイベント「寄付のチカラ2016」(仮称)を開催します。その中では、次代を担う若者が直面している課題を具体的なデータで示し、課題解決に取り組んでいる複数の当事者が、課題解決のための方策について意見交換し、協働していくことの重要性を訴求するようなプログラムを計画しています。地道な取組みではありますが、着実に少しずつこのようなステップを積み重ねていくことが重要だと考えています。
 
【本件に関する問合せ先】
公益財団法人地域創造基金さなぶり
Tel:022-748-7283
Fax:022-748-7284
Email:kigyo@sanaburifund.org
URL: http://www.sanaburifund.org/