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協議会の活動

活動紹介

令和7年1月24日(金)に、「新しい東北」官民連携推進協議会 令和6年度 宮城県意見交換会(第3回)を開催しました。

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 令和6年度の意見交換会として最後の開催となる第3回意見交換会では、各副代表団体から活動紹介が行われた後、事務局から今年度の取組(STAND OUT宮城・招待状作成ワークショップ)の実施報告、ならびに次年度の取組の方向性についての意見交換が行われました。

 まず、復興庁(資料2-1~2-4)、宮城県(資料3)、東北大学、みやぎ連携復興センターより令和6年度の活動紹介が行われました。

 事務局より、大阪・関西万博を見据えたインバウンド観光を促進させるための観光資源の検証を行った「STAND OUT宮城」の実施報告、招待状作成ワークショップの開催結果を説明し、開催内容に対する意見交換、ならびに次年度の取組の方向性についての意見交換が行われました。

 取組内容に関する議論の中では、「STAND OUT宮城」の改善点や継続性に対する意見が挙げられました。
・今回の参加者からの意見を参考にし、次年度以降の開催に活かす。
・Googleマップ等の口コミに投稿し情報発信と共有を行うことで観光スポットの情報発信に有効であり、特に伝承館などの訪問者増加につながると考える。
・沿岸部への観光客や伝承施設訪問者の減少が課題となり、東北運輸局等との連携を強化し、議論を具体策に繋げる仕組みが必要である。
・継続してデータ蓄積することで観光・伝承施設への有益なフィードバックに繋がると思う。結果周知の仕組みも必要であり、復興庁の他の取組との連携も視野に入れるべきである。
・今回の取り組みは、外国人視点での対応不足の検証としては有益だったが、宮城県への興味喚起という点では不十分。今後は、東北観光推進機構等と連携し、情報発信ノウハウを融合させることで、新たな視点での魅力発信が期待できる。
など、様々な視点でご意見をいただきました。
 招待状作成ワークショップにおいては、震災を知らない世代が震災をどのように捉えているかを観光と結びつけることには一定の効果はあるというご意見や、参加いただいた学生の視点やコメント内容が素晴らしいという評価をいただきました。

 また、次年度の取組に関する意見交換では、蓄積した復興ノウハウの伝承と発信について議論がなされ、膨大な分野のノウハウをまとめる難しさや、ノウハウの発信方法が課題として挙げられました。

 今年度の取組に対して得られた意見を、次年度の取組へ活かしつつ、東日本大震災の経験を、他地域における災害被害低減、復旧・復興のノウハウとして、どのように伝承するかという課題について、引き続き、事務局と副代表団体との間で丁寧に意見交換を進めながら、次年度に向けた準備を進めてまいります。

【議事概要】

「新しい東北」官民連携推進協議会 令和6年度 宮城県意見交換会(第3回)議事概要

【資料】※公開可能な資料のみ掲載しております

■事務局 提出資料
● 資料1 「新しい東北」官民連携推進協議会 令和6年度 宮城県意見交換会(第3回) 事務局資料

■復興庁 提出資料
● 資料2-1 岩手・宮城・福島発の事業者の挑戦を応援! Cheer Up! Project
● 資料2-2  2024 なかの東北絆まつり Cheer Up! Project
● 資料2-3 地域づくりハンズオン支援事業オンライン研修を開催します~地域活性化を実現するハンズオン支援の効果と実践事例~
● 資料2-4 2025 年 大阪・関西万博 復興庁展示 100 日前イベント

■宮城県 提出資料
● 資料3 「Baton(バトン)」第 10 号

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