「新しい東北」官民連携推進協議会
東日本大震災から10年を迎えた思い ~これからの夢・展望~

NTTドコモ 東北復興新生支援室

ICTを活用した支援の進化と他地域への展開、地域間の連携促進


■これまでの取組

    • 地域の人との協働、ICT・5Gを活用した産業支援・コミュニティ支援

      • ・2011年12月に「ドコモ東北復興新生支援室”笑顔の架け橋Rainbowプロジェクト”」を立ち上げる
        ・「現場思考」の活動方針のもと、現地に何度も訪問し、地域の人と一緒に悩み考え、様々な課題解決に取り組む
      • <取組事例>
        ・第1段階:現地支援⇒寄付や助成金、ボランティア、課題のヒアリング等
        ・第2段階:現地の自立に向けた支援⇒地域資源のブランディング、NPO支援、タブレット配布や集会等のコミュニティ支援
        ・第3段階:新しい仕組みや価値を創出、他エリア展開による地方創生への貢献⇒ICTを活用した1次産業支援、地域コミュニティ支援、復興応援マルシェ等
        ・第4段階(現在):新しいまちづくりに向けた取り組みに着手⇒ICTや5Gを活用したみらいのふるさとづくり、1次産業支援、地域コミュニティ支援、オンライン復興応援マルシェ等
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■取組を始めたきっかけ・直面していた課題

    • 被災地での通信サービスの復旧を通じて認知したコミュニティ支援等の必要性

      • ・震災以降、被災地に何度も入り、通信サービスの復旧を最優先に活動したが、避難所情報の混乱や自治体と住民との連絡の難しさ、住民間のコミュニティ分断等、現地で様々な課題に直面
        ・より継続的な支援・復興活動を続けていくためには、会社として新たな組織が必要との判断のもと、専属組織「東北復興新生支援室」を2011年12月に立ち上げ、活動を開始
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■現在・今後の取組

    • ICTを活用した支援の進化と他地域への展開、地域間の連携促進

      • ・地域の方と共に現地の課題解決に取り組み、新しい仕組みづくりに引き続き挑戦
        ・東北発の取り組みを全国の他地域にも展開し、地方創生の貢献を目指す
        <現時点での主な取り組み>
        ・新しいまちづくりに向けたコンサルティングや実証実験等
        ・ICTを活用し、農業、水産、獣害対策、林業などの1次産業支援
        ・原発避難世帯の方々や子ども達を対象としたタブレット集会やバーチャルふるさと遠足等のコミュニティ支援
        ・東北地域の社会起業家支援や現地自治体と合同での実践型の課題解決型研修の実施
        ・みちのくマルシェ、サイトでの情報発信等、東北の方と全国の方をつなげる場を提供
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取組に関連したWebサイト