大阪大学 全学教育推進機構
中等教育における震災を題材にした探求学習教材の開発
■これまでの取組
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震災を題材にした探求学習教材の開発
- ・探究学習として震災学習の新たな形を提示し評価することを研究目的に、東日本大震災と復興をテーマとした、遠隔地にいながらも実地学習のような学習効果が得られる探究学習教材を開発
- ・多様なメディアの教材(テキスト教材・動画教材・VR教材)を作成し、オンライン並びに対面におけるハイブリッド型ワークショップを開催することで、生徒の探求能力を向上することが教育効果の狙い
■取組を始めたきっかけ・直面していた課題
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遠隔地でも実地学習のような効果が得られる教材の可能性
- ・VR教材や、オンデマンド教材を併用することで、コロナ禍において、震災学習の現地訪問が叶わない中でも、学習を行う方法を開発
・ポストコロナにおいても、事前学習としてフィールドワーク時の理解をより深める教材として活用可能
・本研究は、大阪大学未来基金「学部学生による自主研究奨励事業」の採択研究の一環として取り組む
(研究代表者:大阪大学 文学部2年生 見城佑衣、アドバイザー教員:大阪大学 全学教育推進機構助教 大山牧子)
■現在・今後の取組
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ワークショップ等を通じた探求学習教材の改善
- ・中学校、高等学校でのワークショップを重ね、その学習効果の測定と教材の改善を行い、成果を日本教育工学会全国大会や、大阪大学学部学生による自主研究奨励事業成果報告会で報告予定