「新しい東北」官民連携推進協議会
東日本大震災から10年を迎えた思い ~これからの夢・展望~

大阪大学 国際共創大学院学位プログラム推進機構
未来共生イノベーター博士課程プログラム(人間科学研究科)

現地でのフィールドワーク・スタディツアーの継続と拡充


■これまでの取組

    • 被災地への関心喚起と課題検討を目的としたフィールドワーク・課外学習の継続実施

      • ・被災地の復興に寄り添うことを目的に、被災地での約10日間にわたるフィールドワークの授業(コミュニティ・ラーニング)を2013年度から継続的に実施
      • ・2013年~2016年度までは、岩手県野田村、宮城県気仙沼市、南三陸町の3ケ所、2017年度からは岩手県野田村のみで継続的に実施
      • ・復興が長期化する福島県内の被災地を訪問し、関心を高め、共に諸課題を考える機会を設けることを目的に、2019年度から課外学習「ふくしまスタディツアー」を実施
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■取組を始めたきっかけ・直面していた課題

    • 被災地での未来共生の可能性の認知

      • ・大阪大学では、創造的で発展的な共生社会をめざし教育、研究を行うことを目的に、「未来共生イノベーター博士課程プログラム(以下、未来共生プログラム)」を2012年11月に開始
      • ・東日本大震災の被災地には、未来共生プログラムの目指す未来共生の萌芽が溢れているという認識から、被災地でのフィールドワークの授業(コミュニティ・ラーニング)を行い、岩手県野田村に大阪大学野田村サテライト(現在の野田村交流センター)を開設
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■現在・今後の取組

    • 現地でのフィールドワーク・スタディツアーの継続と拡充

      • ・コミュニティ・ラーニングの実施:被災地で行う10日間のフィールドワークの授業(①被災、復興状況や歴史文化について講義を受け、フィールドワークの方法について学習、②住民へのインタビューを中心に被災地内を自由にフィールドワーク(約4日間)、③②で学んだことを住民に発表(テーマ例:産業、教育、観光、コミュニティ、歴史文化など)
      • ・ふくしまスタディツアーの実施:2泊3日の行程で福島県浜通りの被災地を訪問し、現地視察や、様々な被災者の体験談を聞く(訪問前に被災者の証言ドキュメンタリー映画の鑑賞など事前学習もあり)
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■取組に関連したWebサイト