大阪大学 人間科学研究科
全国展開に向けたネットワーク形成・実装推進
■これまでの取組
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寺社等宗教施設の地域資源としての活用による防災減災に向けた取組
- ・東日本大震災で、寺社等宗教施設が緊急避難所となったことを踏まえ、全国での寺社等宗教施設を地域資源とした防災減災に取り組む
- ・全国の寺社等宗教施設、小学校、公民館などの指定避難所、緊急避難場所のデータベースを作成し、マップ化してインターネットで公開
■取組を始めたきっかけ・直面していた課題
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寺社等宗教施設が緊急避難所となったことへの認知の低さ
- ・東日本大震災で、100個所以上の寺社等宗教施設が緊急避難所となったため
- ・当時は社会認知されておらず、宗教施設と行政の災害時連携、防災での協働が難しい面があった
- ・全国調査をし、調査報告の発表や、東日本大震災の被災地の取り組みが様々なメディアで取り上げられ、社会認知につながり、実質的な連携の動きができた
■現在・今後の取組
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全国展開に向けたネットワーク形成・実装推進
- ・東日本大震災における宗教者および宗教施設の教訓をもとに、全国に防災・減災の取り組みを広げ、連携のネットワークを目指す
- ・未来共生災害救援マップ(災救マップ)と、地域資源とITによる減災・見守りシステムの構築の研究実践に取り組む
- ・成果を社会実装するために一般社団法人地域情報共創センターを設立し、産官社学連携の取り組みを進めている
■取組に関連したWebサイト
- ■未来共生災害救援マップ(災救マップ)
http://relief.hus.osaka-u.ac.jp/map/
■地域資源とITによる減災・見守りシステムの構築
https://www.ssi.osaka-u.ac.jp/activity/core/disasterprevention4/
■一般社団法人地域情報共創センター
https://riccc.net/ -