「新しい東北」官民連携推進協議会
東日本大震災から10年を迎えた思い ~これからの夢・展望~

公益財団法人 宮城県文化振興財団

被災地の子供達の心のケアを目的とした継続的な取組


■これまでの取組

    • 地域芸能の再興と被災地の心の復興に向けた取組

      • ・宮城県と地域芸能の再興に向けた取組を実施
      • ・宮城県の「心の復興支援助成金」や(独行)日本芸術文化振興会の復興支援基金助成金を活用し、下記事業を開催し、被災地の心の復興に取り組む
      • ①地域芸能等再興支援事業(補助業務):フォーラム開催、地域芸能活動状況調査、アウトリーチ事業等の宮城県の業務補助を実施(計335人参加)
      • ②心の復興支援助成金:
      • ・ゴスペルワークショップ(2016年~2019年):女川町、山元町、多賀城市で開催(年2地域×5回、計1,906名参加)
      • ・朗読講座(2016年~2020年):東松島市、岩沼市、七ヶ浜町、亘理町、南三陸町で開催(年2地域×10回程度、計1,874名参加)
      • ・ジュニアジャズミーティング(2016年~2019年):被災地の子供達の心のケアを目的に、定禅寺ストリートジャズフェスティバルと連携し県内外のジュニアジャズバンドの発表会を実施(毎年の平均来場者数は約3,000名)
      • ③復興支援基金助成金(2016年~2019年)
      • ・被災地管楽器クリニック:県内の演奏家を講師として被災地の中高生を対象に開催(東松島、気仙沼、名取で年6回程度、計1,832名参加)
      • ④その他:自主事業で被災地の方々を招待、当財団の助成支援事業に震災復興に係る制度を設ける
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■取組を始めたきっかけ・直面していた課題

    • 文化芸術による心の復興の必要性

      • ・孤立している方や、心に悩みを抱える方が多いことを知り、文化芸術による心の復興が必要であると考え計画
      • ・心の復興に必要な文化芸術(特に音楽)を振興するために現地指導者が必要であると考え、(独行)日本芸術文化振興会の復興支援基金助成金を活用し、管楽器クリニックを開催
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■現在・今後の取組

    • 被災地の子供達の心のケアを目的とした継続的な取組

      • 被災地の子供達の心のケアを目的に、財源の確保や経費の見直しを行い、ジュニア・ジャズミーティング開催に向けて取り組む
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