「新しい東北」官民連携推進協議会
東日本大震災から10年を迎えた思い ~これからの夢・展望~

神戸学院大学

「活動を引き継ぐ」、「風化を防ぐ」を目標に、東北スタディツアーを実施


■これまでの取組

    • 災害支援対策本部会議を立ち上げ、復興のフェーズに合わせたボランティア活動を支援

      • ・震災の翌日に「災害支援対策本部会議」を立ち上げ、先遣隊を派遣し、緊急支援期、仮設住宅支援期、復興支援期にわたり継続してボランティア活動を実施
        ・経験を活かし、その後2016年熊本地震や豪雨災害被災地への支援活動を実施
        ・神戸で被災地応援物産展、阪神・淡路大震災の経験を学び合う神戸招へいプログラムを実施(東北、熊本の大学生を招へい)
        ・大学のボランティア活動をきっかけに、多数の学生が個人で東北復興イベントへ参加・企画
        ・学生が団体を立ち上げ、復興庁のイベントでつながった他大学の学生らと東北応援イベントを企画・実施
        <東日本大震災関連事業の実績(抜粋)は以下の通り>
        ・2015年3月17日:第3回国連防災世界会議パブリック・フォーラム『災害時に力を発揮できるための防災教育のあり方』の企画・実施
        ・2016年2月13日:『東北しるもんフェスタin神戸』を甲南女子大学、兵庫県立大学、神戸学院大学の学生有志が実行委員会を組み企画・実施
        ・2016年3月29日:『ふれあいオープン喫茶+Shark Family in ベルデ名谷』を社会防災学科学生有志のグループが企画・実施
        ・2017年3月11日、2018年3月17日:『東北復興支援プロジェクト「食」を通して東北の魅力とイマを発信』を社会防災学科学生有志のグループが企画・実施
        ・2018年3月10日:防災都市仙台確立事業『学生防災サミット~108万人の思いやりが溢れるまち~』『3.10学生防災サミット』において、代表学生が登壇
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■取組を始めたきっかけ・直面していた課題

    • TKK3大学連携事業(文部科学省補助プログラム、東北福祉大学・工学院大学・神戸学院大学)による東北支援活動

      • ・TKK3大学連携事業(文部科学省補助プログラム、東北福祉大学・工学院大学・神戸学院大学)をきっかけに支援活動を開始
        ・大学間連携災害ボランティアネットワーク(幹事:東北学院大学)への加入
        ・緊急支援期では、現地コーディネーターを宮城県に配置し、神戸のキャンパスとの密な連携で活動準備、事後対応を実施
        ・被災地の大学、社会福祉協議会、仮設住宅自治体等と信頼関係を構築し、長期の学生ボランティア活動を実施
        ・活動するなかで残った課題は、現地の支援ニーズの把握と協力関係の維持
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■現在・今後の取組

    • 「活動を引き継ぐ」、「風化を防ぐ」を目標に、東北スタディツアーを実施

      • ・緊急支援や仮設住宅支援を経験していない学生を現地に連れていき、復興地域へ移住した被災者の方にガイド、語り部を依頼
        ・被災地応援物産展、神戸招へいプログラムを継続的に取り組んでいく
        ・学生グループが築いてきた取組を継続できるよう教職員でサポートしていく
        ・TKK3大学連携事業では「東日本大震災から1 0 年未来へ想いを紡ぐ大学生プロジェクト( 仮) 」を計画。過去につながりのある他大学も巻き込み実施予定
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