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連携制度

連携セミナー制度

東北の自然エネルギーをもっと知ろう!~自然エネルギー活用セミナー!~

平成31年2月24日(日)に、エルパーク仙台 セミナーホール1,2(宮城県仙台市)にて、「東北の自然エネルギーをもっと知ろう!~自然エネルギー活用セミナー!~」を開催しました。

主催:
公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク
開催日時:
平成31年2月24日(日)13:30~16:00
開催場所:
エルパーク仙台 セミナーホール1,2(宮城県仙台市)
参加団体:
エネシフみやぎ、みやぎ生活協同組合、生活協同組合 あいコープみやぎ、株式会社アポロガス
参加人数:
31人
開催概要:
公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワークでは、被災した宮城県の復興をテーマに震災後の電力のあり方等について、継続な活動を行っています。今回は、東北の気候風土を生かした自然エネルギー(太陽光発電、風力発電、バイオマス発電等)について企業、団体、個人の事例を紹介し、来場者に東北地方の地産地消のエネルギーについてもっと知ってもらうことを目的とした「「東北の自然エネルギーをもっと知ろう!~自然エネルギー活用セミナー!~」を開催しました。
講演内容:
「世界と東北の再生可能エネルギーと地球温暖化の取り組み」と題して、講師のエネシフみやぎ浦井彰氏より講演いただきました。世界では自然エネルギーによる発電が成長しており、「第4の革命」とも言われています。デンマークでは国の施策として自然エネルギーの普及が進んでおり、以前は大きな化石発電所が多く稼働していましたが、地域ごとに小さな自然エネルギー施設の稼働が進んでいます。自然エネルギーに対する取組について3社からご紹介いただきました。

みやぎ生活協同組合エネルギー事業部部長 矢野敏昭氏からは、風力発電(秋田)、木質バイオマス発電(岩手)、太陽光発電(福島県、宮城県)の自然エネルギー施設事例を説明いだきました。

生活協同組合あいコープみやぎ総務部部長 大滝満雄氏からは、宮城県県南の筆甫地区の廃校の校庭を利用した太陽光発電施設、自社の冷凍・冷蔵倉庫の屋根に太陽光発電設備を設置している事例を説明いだきました。

株式会社アポロガス取締役 相良元章氏からは、事業部内にアポロエナジーという組織を作り、福島県内に太陽光発電施設の建設や、ペレットストーブ・薪ストーブの普及を進めていること、最近特に力を入れているのは自然エネルギーの体験型学習施設を建設し来場者へ紹介し広めていることと説明いただきました。

自然エネルギーの生活体験談では、個人の方2名(西崎友一郎氏、諸岡浩子氏)にお話を伺いました。お二人とも、太陽光発電を自宅で使用しているとのことです。諸岡氏は小さな太陽光パネルをベランダに置き、その電気をバッテリー貯めて掃除機の充電に利用しています。また、西崎氏は太陽光発電が家庭に設置され始めた初期に設置され、発電売電量の毎月記録を取っていらっしゃるとのことです。会場の後方には、講師各社の自然エネルギー施設についてブースを設け来場者一人一人に丁寧に説明いただきました。

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活動した成果:
今回、東北の気候風土を生かした自然エネルギーについて紹介することができました。とくに東北各地で実際に発電している自然エネルギー施設(太陽光発電、風力発電、バイオマス発電等)の設置事例や、自宅で小型の自然エネルギーを取りつけて活用している個人の事例を紹介し、参加者も自然エネルギーについてどのようなものか理解できたと思います。
今後の活動の方針・展望:

東北の気候風土を生かした自然エネルギーの事例紹介をするセミナー等を実施し、自然エネルギーの理解を深めるとともに、震災後の電力のあり方等について、みんなで考えていけるよう活動を行っていきます。

【本件に関する問合せ先】
法人名:公益財団法人みやぎ・環境とくらし・ネットワーク
担当:菅田 華江
Tel:022-276-5118
Fax:022-219-5713
Mail:sugata@melon.or.jp
URL: https://www.melon.or.jp/index.html