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連携制度

連携セミナー制度

平成30年10月11日(木)に「創業フォローアップセミナー第2回」を開催しました。

平成30年10月11日(木)に石巻ルネッサンス館(宮城県石巻市)にて「創業フォローアップセミナー第2回」を開催しました。


主催:
石巻産業創造株式会社
開催日時:
平成30年10月11日(木)
開催場所:
石巻ルネッサンス館(宮城県石巻市)
開催概要:
石巻産業創造は石巻地域の産業の活性化を目的とした「創業フォローアップセミナー」を2回コースで開催しました。>
>石巻産業創造では、被災地である石巻地域で「創業開成塾」や「なでしこ開成塾」、「経営相談会」を開催し、創業の支援を行っています。
創業当初は売上や収支が計画どおりいかなかったり、事務処理に想定以上の手間を取られ、起業運営に苦労されている方が多くみられます。
また、創業後3年以内に事業を廃止される方もいるため、創業塾のフォローアップ講座を開催し、事業継続の支援を行っています。
第1回目では「経営をバックアップするIT講座」と題して、ITを活用しての集客テクニックについて学びました。
第2回目の今回は「販路開拓・営業活動の進め方」と題して、「販路開拓の考え方」、「顧客にとっての価値」、「お客様へ届ける方法」について学びました。
講師:
畠山 和敏先生
fifthbridge(フィフスブリッジ)代表、中小企業診断士。仙台市内の産業支援機関にて、12年間に渡り北欧フィンランドとの国際プロジェクトに参画。多数の高齢者向け製品・サービス開発や両国間の国際連携支援に従事する中で、介護従事者の協力による製品開発支援体制を構築。
講座内容:
以下3つのテーマで、演習しつつ実施しました。
① 販路開拓の考え方
② 顧客にとっての価値
③ お客様へ届ける方法

「① 販路開拓の考え方」では、販路開拓とは「誰に」、「何を」、「どのように」届けるのかを考えるとともに、売上を伸ばすためには、単に来店者を増やすだけでなく、売上の要素を分解して、来店客の来店一回当たりの「購入数」や「購入単価」、来店客の「来店回数」にも目を向ける必要がある事を学びました。
「② 顧客にとっての価値」では、お客様目線での商品の良さを効果的に伝えるために、どうしたら良いかワークショップにてグループ討議をしました。ランドセルを題材に、生産者は「薄くコンパクト・チタン材を使用」と構造や材料をアピールしたがりますが、消費者目線で見ると「薄くコンパクトだと、教材がたくさん入る」「チタンを使用していると、丈夫で長持ち」となり、お客様のメリットで表現する事の大切さを学びました。
「③ お客様へ届ける方法」では、お客様に商品を知ってもらう方法について、自社ホームページ・SNS・展示会それぞれのメリット、デメリットを学びました。自社ホームページは、会社の顔となり一定の効果がありますが、認知されないと見てもらえません。SNSは低コストで双方向コミュニケーションが取れますが、常時更新が必要で手間がかかり、宣伝できる期間も短いです。展示会は潜在顧客に知ってもらえる可能性が高いですが、宣伝できる期間が短いです。それぞれ特徴があり、コストと得られる効果を予測して活用する事を学びました。
受講後のアンケートでは、全員が「理解できた」、83%の方が「参考になった」、67%の方が「満足した」と評価いただきました。今後のセミナーでは更に改善して満足度を高めてまいります。
今後の活動:
今回の創業フォローアップセミナーは2回コースの第2回目として、「販路開拓・営業活動の進め方」について演習を取り入れて行いました。今後は個別に相談会等を通して、事業継続の支援を行ってまいります。

 
【本件に関する問合せ先】
企業・法人名:石巻産業創造株式会社
担当::笹原 勉
Tel:0225-98-8782
Fax:0225-93-9397
Mail:t-sasahara@iss-net.jp
URL:http://www.iss-net.jp/