復興庁では、平成28年6月11日(土)~28日(火)に「交流ミーティングin東京」を東京都千代田区の3331 Arts Chiyodaにて開催しました。「新しい東北」マルシェ、「若者」DAY、「アート」DAY、「女性活躍」DAY、「新しい東北」写真展、その他関係団体との連携企画を行い、延べ約2,000名の方にご来場いただきました。
「新しい東北」マルシェでは、被災地で復興に携わっている有限会社マルコシ商店、株式会社十文字屋、マルヤ水産株式会社、山徳平塚水産株式会社、株式会社丸光製麺、御稲プライマル株式会社、のり工房矢本、株式会社フカコラ美人をお招きし、東北のおいしいもの・特産品等を販売しました。
また、観光庁による「東北六県 見るもの・食べもの・買いもの100選」クイズを実施したほか、出展者によるプレゼンテーションや座談会など、来場者の皆様と交流を図るプログラムも実施しました。
「若者」DAYでは、小泉進次郎衆議院議員・宮田亮平文化庁長官から挨拶および来場の学生へ向けたメッセージを頂いた後、「学生作文コンテスト受賞者表彰式」、「ボランティア促進キャンペーンポスターキャッチコピー受賞者表彰式」を開催しました。
また、岩手県立大槌高校、宮城県石巻西高校、福島県立ふたば未来学園高校の生徒や、東京学芸大学附属小金井中学校の生徒が復興について学び感じたことを発表した後、特別参加のAKB48が歌とダンスを披露するとともに、復興に関する想いを語り、取組発表を行った生徒達を応援しました。
その後、取組発表を行った生徒達、AKB48、高木宏壽内閣府大臣政務官、宮田亮平文化庁長官が、会場に来場した皆様と一緒に、東日本大震災の経験を乗り越えて、日本の未来をどう作っていくかなどについて、意見交換を行いました。
最後に、「今だからこそできること~復興の先を見据えて~」をテーマに、復興支援ボランティア活動を行う学生が全国各地から集まり、グループに分かれてそれぞれの取組内容や今後のボランティア活動について議論し、これからの東北復興を考えました
「アート」DAYでは、コミュニケーションディレクター佐藤尚之氏による「仮設住宅美田園サインアート」や、アートディレクター福島治氏による「祈りのツリー」等の事例をトークショーにて紹介したほか、石巻で働く様々な職業の「イケメン」を撮影した気鋭の女性写真家である田頭真理子氏によるトークショーも実施しました。
また、カホン職人の青沼義郎氏による「みんなでたたこう!カホン演奏」や、ダンボールアーティストの今野英樹氏による「みんなで学ぼう!防災ダンボールジオラマ」、こけし職人の林貴俊氏による「みんなでつくろう!こけしづくり」を開催しました。
「女性活躍」DAYでは、被災3県で活躍する女性たちの取組や活動内容について、現地で精力的に活動する神谷未生氏(一般社団法人おらが大槌夢広場事務局長)、兼子佳恵氏(NPO法人石巻復興支援ネットワーク代表理事)、日塔マキ氏(女子の暮らしの研究所代表)にお越しいただき、それぞれご講演いただきました
また、若松謙維復興副大臣の挨拶の後、復興において女性が活動することの重要性や、全国の地域活性化に伴う女性の活躍について、田村太郎氏(一般財団法人ダイバーシティ研究所代表理事)をファシリテーターに招き、飛田敦子氏(認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸マネージャー)、神谷氏、兼子氏、日塔氏にパネリストとしてご登壇頂きパネルディスカッションを行いました。
「新しい東北」写真展では、「『新しい東北』を創る人々」をテーマに、復興に取り組む「人」に着目し、復興の現状を表した写真を数多く展示しました。
写真家である立木義浩氏、橋本照嵩氏、中井精也氏、宮原夢画氏、田頭真理子氏などの作品や、フォトノマキフェスティバル受賞一般作品、3.11 from KANSAI 2016展示作品、Yahoo! JAPAN東日本大震災写真保存プロジェクトにおける作品、一般からの募集作品が出展されました。
関係団体との連携企画では、以下のような企画が開催されました。
【被災地でのはたらき方を体験しよう!】
復興庁宮城復興局主催で、復興支援インターンに参加した学生による報告会及び、今年度、復興庁が実施する被災地滞在型プログラムについての説明会を実施しました。
また、東日本大震災以降、被災地に移り住み、独自のキャリアを築く植原正太郎氏(NPO法人グリーンズ)をモデレーターに、小林峻氏(一般社団法人まるオフィス)、黒沢惟人氏(NPO法人wiz)、白川佑希氏(NPO法人アスヘノキボウ)、島本幸奈氏(一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン)を招き、トークセッションを実施しました。また、被災地滞在型プログラムに関する大相談会も開催しました。
【東京から、東北の今とつながる】
一般財団法人地域活性化センター主催で、被災地における伝統芸能の力を感じ、東北のお祭りへ関心を持ってもらうことを狙いに、ワークショップ「岩手県一関市『行山流舞川鹿子踊体験』」や、講話「『三陸国際芸術祭』について」、ディスカッション「郷土芸能の魅力、東北の未来に向けて」を開催し、髙木毅復興大臣が活動を視察しました。
また、宮城県石巻市にて、震災後、まちづくりや生業、人のつながり等を支える活動を行っている方々を招き、参加者も含めたトークセッションを行いました。
【津波災害を受けた仙台市東部沿岸地域の利活用を考えるアイデアソン】
ヤフー株式会社主催で、仙台市東部沿岸の合計約60ヘクタールの集団移転跡地の利活用について、被災した沿岸部の新しい魅力発信につながるアイデアを創出するアイデアソンを参加者で実施しました。
また、髙木毅復興大臣が会場を視察し、挨拶をしました。
【第1回現場で役立つ復興論文大賞表彰式・記念フォーラム】
公益財団法人地域創造基金さなぶり主催で、復興や震災に関わる調査・研究成果についての論文公募で大賞を受賞した方へ表彰を行うとともに、「民間助成財団と助成について」と題した記念フォーラムを行いました。
【地域の魅力を映像で発信するCreative Summer Camp 2016】
一般社団法人my Japan主催で、夏の映像制作型キャンププログラムで、講師を務めるCMディレクターの中島信也氏(東北新社)をお招きし、フランスのカンヌから音声で出演した河尻亨一氏(銀河ライター)と共に、"見て貰える映像の創り方""アイデア"をテーマにトークセッションを行いました。
【東京ダイアログ2016】
一般社団法人みやぎ連携復興センター主催で、岩手県、宮城県、福島県の連携復興センターと企業担当者から協働の現状と課題について報告し、参加企業同士で情報交換を行うとともに、今後取り組みたいアクションを考えるワークショップを実施しました。
また、長島忠美復興副大臣が来場し、3県連携復興センターの取組発表を視察しました。
12:45~13:00 | オープニング |
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挨拶および来場の学生へ向けたメッセージをお伝えします。
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13:00~13:45 | 作文コンテスト・ポスター表彰式 |
●学生作文コンテスト受賞者表彰式
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13:50~15:20 | 学生による発表・意見交換等 |
●東北3県の高校の生徒による取組発表
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15:30~17:30 | ワークショップ |
テーマ「今だからこそできること
~復興の先を見据えて~」
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11:00~12:00 | トークショー |
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コミュニケーションディレクター佐藤尚之氏による「仮設住宅美田園サインアートのこれから」とアートディレクター福島治氏による「祈りのツリー」他事例をトークショーにて紹介します。
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東北に新たなシンボル「みんなでつくろうサインアート」展示 | |
宮城県名取市美田園仮設住宅で、アーティスト黒田征太郎氏が住民の皆様と一緒に制作したサインアート。仮設住宅の壁に描かれた絵は住宅に表情と愛称を与え、人々の暮らしに潤いを生み出しました。仮設住宅の解体によりサインアートは震災のシンボルとしてモニュメントに生まれ変わります。今回、その一連プロジェクトの紹介と、仮設住宅建物に描かれた現物のサインアートを展示します。
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13:00~14:00 | 東北の職を通してLIVEを伝えるメンズ東北ライブトーク
「職ノマキ」トークショー |
石巻で働く様々な職業の「イケメン」を撮影した気鋭の女性写真家田頭真理子氏によるトークショーを実施します。
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14:15~15:15 | ワークショップ「みんなでたたこう!カホン演奏」 |
講師:青沼 義郎氏(カホン職人)
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15:15~17:00 | ワークショップ「みんなで学ぼう!防災ダンボールジオラマ」 |
講師:今野 英樹氏(ダンボールアーティスト)
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15:15~17:00 | みんなでつくろう!こけしづくり |
講師:林貴 俊氏(こけし職人)
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13:00~14:00 | 講演 |
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被災3県で活躍する女性たちの取組や活動内容について、現地で精力的に活動する3名の女性にお越しいただき、それぞれご講演いただきます。
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14:00~15:00 | パネルディスカッション |
復興において女性が活動することの重要性や、全国の地域活性化に伴う女性の活躍について、有識者をお招きしてパネルディスカッションを行います。
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13:00~16:00 | 「新しい東北」マルシェ |
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被災地で「ストーリー」を持って復興に携わっている生産者等をお招きし、東北のおいしいもの・特産品等を販売します。また、出展者と来場者が交流できるエリアも設けます。
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10:00~21:00
(28日は15:00まで) |
「新しい東北」写真展 |
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「『新しい東北』を創る人々」をテーマに、復興に取り組む「人」に着目し、復興の現状を表した写真を数多く展示します。5年経った今。東北に生き、「新しい東北」を創っていく人々の様子をご覧ください。
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6月18日(土) | 「被災地でのはたらき方を体験しよう!」 |
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10:30~17:00 |
東日本震災以降、被災地・東北に移り住み、独自のキャリアを築く若者たちを招き、トークセッションを実施します! 震災以降の「あたらしいキャリア」について考えてみませんか?ゲスト登壇者による被災地での就業体験相談会も開催いたします!
プログラム①:復興支援インターン参加学生報告会
<登壇者>
プログラム④:滞在型プログラム大相談会
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6月21日(火) | 「東京から、東北の今とつながる」 |
14:00~17:00(昼の部) |
震災の影響を受けながらも、地元で根付き継続されている伝統芸能を体験することで伝統芸能の力を感じ、東北のお祭りへ関心を持ってもらうことを狙っています。
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18:30~20:30(夜の部) |
宮城県石巻市にて、震災後、まちづくりや生業、人のつながり等を支える活動をしてこられた方々を招き、参加者も含めたトークセッションを行います。
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6月21日(火) | 津波災害を受けた仙台市東部沿岸地域の利活⽤を考えるアイデアソン |
11:00~16:00 |
Yahoo!JAPANでは、仙台市東部沿岸の合計約60ヘクタールの集団移転跡地の利活用についてITも駆使したアイデアソンを実施し、被災した沿岸部の新しい魅力発信につながるアイデアを創出していきます。アイデアソン参加は事前申し込みですが、閲覧は自由です。
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6月24日(金) | 「第1回 現場で役立つ復興論文大賞 表彰式・記念フォーラム」 |
14:00~16:00 |
公益財団法人地域創造基金さなぶりでは、復興や震災に関わる調査・研究成果についての論文公募を行いました。大賞を受賞した方への表彰を行うとともに、「研究成果から浮かび上がる、次の5年の課題や挑戦とは」と題した記念フォーラムも行います。
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6月25日(土) | 「地域の魅力を映像で発信する Creative Summer Camp 2016」 |
16:30~17:00 |
my Japanが送る、夏の映像制作型キャンププログラムの講師を務めるCMディレクターの中島信也氏(東北新社)と、河尻亨一氏(銀河ライター)をお招きし、”現地で感じたことをどう映像に落とし込むのか?またそれが地域活性化にどう貢献するのか?”という内容のトークセッションを行います。
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6月27日(月) | 「東京ダイアログ2016~復興と日常の課題の間で考える支援のかたち…企業×NPO」 |
14:00~17:00 |
被災地では復興に向けての課題と日常生活を営む上での課題がオーバーラップしてきており、企業やNPOによる支援のかたちも変わってきました。3県の連携復興センターと企業担当者との対話(ダイアログ)の場をつくります。定員50名。お申し込みは、みやぎ連携復興センターのHPから現在申し込みを受け付けております。
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※上記の企画は現在の予定であり、今後変更の可能性があります。