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連携制度

連携支援制度

ビューティーフード&サイクルツアー

平成31年1月27日(日)に、伊豆沼エリア(宮城県栗原市、宮城県登米市)にて、「ビューティーフード&サイクルツアー」を開催しました。

主催:
有限会社 耕佑
共催:
栗原市観光物産協会、くりはらファーマーズプロジェクト、
一般社団法人くりはらツーリズムネットワーク、栗原市農泊推進協議会
協力:
有限会社伊豆沼農産、農事組合法人水鳥、栗原伊豆沼レンコン育成協議会
開催日時:
平成31年1月27日(日)9:00~15:00
開催場所:
伊豆沼周辺エリア(宮城県栗原市、宮城県登米市)
参加人数:
11人
開催概要:
有限会社 耕佑は、栗原市観光物産協会、くりはらファーマーズプロジェクト、一般社団法人くりはらツーリズムネットワーク、栗原市農泊推進協議会と日ごろから連携し食を活用した地域の活性化に向けて取り組んでおり、今回、ビューティーフード研究家の室谷真由美氏らを迎え「ビューティーフード&サイクルツアー」を開催しました。
 自然豊かで健康や地産地消というキーワードと相性のいい栗原で、今後仕掛けていきたい「ビューティーフード&サイクルツアー」のトライアルを実施しました。今後のプロモーションにつながる動画撮影もおこないました。
「ビューティーフード&サイクルツアー」概要:
 サイクリングを行いながら体験型事業を行う施設を見学し、体験型事業についてディスカッションを行いました。

・9:00:くりこま高原駅集合「サイクリングの楽しみ方」

   講師:栗原市観光物産協会(サイクルガイド) 小野寺晃越氏
 自転車の乗り方を説明していただき、栗原でのサイクルツーリズムや今後の展望などについて、お話しいただきました。ご自身はモニターツアーとして、5本程度の実績をお持ちとのことです。
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・9:45~10:15:「レンコン圃場を体験型事業に取込むには」

        講師:農事組合法人水鳥 部長 伊藤康平氏
 栗原市は北限のレンコン栽培地であり、味も締まっていておいしいことや、見学だけではなく体験プログラムも実施されているということをお話しいただきました。栽培体験は、年間を通して行えるとのことでした。参加者から、レンコン堀り体験の価格について質問があり、3,000円~5,000円(ランチオプション付)とお答えされていました。
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・10:45~11:15:「水鳥しいたけ農場を体験型事業に取込むには」

        講師:農事組合法人水鳥 部長 伊藤康平氏
 農事組合法人水鳥は、シイタケを周年で栽培しているとのことで、菌床の作成から収穫までの説明をしていただきました。参加者から、「体験型事業としては年間何名ほど受け入れられているのか」という質問があり、「10組くらいで100名程度受け入れている」とお答えいただきました。

・12:00~13:00(昼食を取りながら)

「丸勝によるビューティーフード料理について、コンセプトや今回の取組」
        講師:会席料理丸勝 店長 江口志麻氏
 室谷氏のアドバイスを基にビューティーフードに初めて挑戦されたとのことでした。くりはら産にこだわり、野菜の味を活かした見た目の美しい料理に挑戦されました。岩魚を模した豆腐のかば焼きには、時間を要したとのことでした。
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「伊豆沼農産について(交流体験事業を中心に)」
        講師:有限会社伊豆沼農産 取締役 佐藤裕美氏
 有限会社伊豆沼農産は養豚、直売、加工を行っており、年間を通じて体験プログラムを組んでいて、風土フットパスや農業体験など地域密着型のコンテンツを提供されているとのことです。参加者から、「ベジタリアンツアーの受け入れは可能でしょうか?」との質問があり、「地域の"こと"を伝えるために必要であれば全く問題ない」とお答えいただきました。
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・13:00-14:30:ディスカッション

「ターゲット層になる女性目線を中心に交流体験事業を考える」
        講師:セクシャルビューティーカウンセラー 窪山紗和子氏
 農業体験とサイクリングの組み合わせは、地域の食はかなり魅力があり、また地元の方との交流もあるので、「食に興味がある層には必ず響くと思います」と、お話しいただきました。参加者より、ターゲットに伝える方法について質問され、「SNSやインフルエンサーを上手に使えば良い」とお答えいただきました。
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「ビューティーフードと体験型事業」
        講師:ビューティーフード協会 会長 室谷真由美氏
 日本の伝統食や地方の文化は日本人の体を形成するのに合うようにできているので、マクロビの考え方にマッチすると考えらます。「このメニューと内容であればすぐにコンテンツ化できると思われる」とお話しいただきました。参加者からは、「サイクリングはどうだったか」との質問を受け、「参加者の体力などを事前に聞いてからコースを考えてもらうとよいと思う。できれば暖かい時期を選んで開催された方が良い」とお答えいただきました。
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・15:00:くりこま高原駅にて解散

活動した成果:
室谷氏監修の下で、マクロビメニューのケータリングスタイルが完成、またサイクリングツアーの可能性を大きく広げることができました。マクロビメニューのケータリングスタイルをターゲットにしたい女性層の気持ちを学ぶことができました。
今後の活動方針・展望:

今後、この地域で仕掛けていきたいサイクルツーリズムの一環として、ビューティーフードをキーワードにしたツアーを造成する足掛かりができたので、この成果を生かして2019年以降にツアーをリリースできるように活動を進めていきたいと思います。

【本件に関する問合せ先】
有限会社 耕佑
担当:伊藤 秀太
Tel:0228-52-2140
Mail:kurihara.farmers@gmail.com