平成30年11月28日(土)に、東北の食材を扱う東北酒場トレジオンポート(東京都港区赤坂)にて「フィッシャーマンズ・リーグ食育プロジェクト2018」を開催しました。
RCFは、シーフーズあかま、山徳平塚水産、東の食の会と連携し、東北酒場トレジオンポートにて、親子向け食育イベント「フィッシャーマンズ・リーグ食育プロジェクト2018」を開催しました。講師には、三陸・塩竈市からフィッシャーマンズ・リーグ(震災を契機に三陸の漁師、水産加工業者などが集まり三陸ブランドの発信と水産業の未来をつくっていく連携プロジェクトチーム)所属の海藻漁師の赤間 俊介氏、三陸・石巻市からフィッシャーマンズ・リーグ所属の水産加工業社社長の平塚 隆一郎氏に来ていただき、総勢13名の親子が参加しました。
最初に平塚氏よりフィッシャーマンズ・リーグと「三陸」の説明(震災を契機につながりができた連携プロジェクトチームであること、世界三大漁場であること、三陸の漁場がなぜ良いのか、それに関わる三陸の人々がどんな仕事をしているのか等)を、プロモーションムービーを投影しながらお話しいただきました。次に赤間氏から、藻塩づくりの流れと今回使用する福島や宮城の食材(わかめ、牡蠣、海苔、「てんのつぶ」のお米、相馬の伝統野菜等)について説明したあと、会場中央に集まってみんなで大きな鍋に海水とスーパー海藻といわれるアカモクをいれて、煮込みました。三陸の象徴である「牡蠣」と「わかめ」のドキュメントムービーを見ながら待つこと20分、塩の結晶が少しずつできてきて、会場からは驚きの声があがりました。藻塩を鍋から取り出した後、調理場から三陸の金華サバが登場。子供たちができた塩を金華サバにぱらぱらふりかけた後、焼きました。その後、福島のGI認証を取得したカトウファームのお米「てんのつぶ」と宮城県東松島市の海苔漁師の相澤 太氏の皇室献上の海苔で、塩むすびを作りました。赤間氏が差し入れてくださった海藻の佃煮4種も加わって、とても豪華なクッキングになりました。クッキング終了後は、会場中央でそのまま食事をしました。ランチには気仙沼の「もまれ牡蠣」や福島県相馬市の伝統野菜「相馬土垂」も登場して、藻塩で三陸と福島の食をつなぎ、様々な生産者の顔や三陸を紹介することができました。