株式会社東北銀行は岩手県と連携し、岩手県の水産加工業3社への販路開拓支援として、平成30年11月29日、30日に開催された「沖縄大交易会2018」への出展および商談のサポートを実施しました。
東北銀行は岩手県と連携し、岩手県の水産加工業3社(森下水産株式会社、元正榮北日本水産株式会社、共和水産株式会社)への販路開拓支援として、「沖縄大交易会2018」への出展・商談のサポートをしました。沖縄大交易会とは、沖縄国際物流ハブのネットワークを活用し、日本各地の特産品等の販路拡大を目的に開催される国際商談会です。香港・中国・台湾・シンガポール・タイ等の輸出が見込まれる国や地域および、日本国内の優良バイヤーが招聘され、質の高い個別商談会が行われます。今年も出展企業とバイヤー合わせ541社以上という過去最高の参加者数となり、盛大に開催されました。
水産加工業3社のブースには、岩手県が持参した「黄金の國、いわて」の「のぼり」を立て、「岩手ブランド」で統一し、バイヤーへPRしました。東北銀行や、岩手県からも複数名が随行しました。岩手県の産業創造アドバイザーも派遣され、海外バイヤー等との個別商談に同席し、商談後に今後の成約に向けたアドバイスをするなどのサポートをしました。「輸出用商品としては消費期限が短いことが課題となる」と、その場でアドバイザーから商品の改良に向けたアドバイスが行われました。この課題については、今後、岩手県工業技術センターとともに消費期限拡大に向けた商品改良が実施される予定です。
【会場の様子】
出展した水産加工業者の方からは、「今年も三陸の海の幸に期待する世界各国の生の声が聞けた。加工業者として素晴らしい海の幸を世界に届けられるように頑張っていきたい。」、「世界各地からバイヤーが足を運んでくれるのは沖縄ならではの立地。日本食ブームが各国で起きており、水産物に対しての関心が高いと改めて感じた。」といった感想が聞かれました。
【商談の様子】