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連携制度

連携支援制度

平成30年8月28日(火)に「第27回WS 会津若松市「スマートシティ構想」視察・WS/情報交換会」を開催しました。

本イベントは、平成30年8月28日(火)に会津大学先端ICTラボ(LICTiA)(福島県会津若松市)、ICTオフィス「スマートシティAiCT(アイクト)」(会津若松市)等において開催しました。

主催:
株式会社 新福島産業創生プロデュース
参加団体:
「福島の復興を考える会」
(福島の被災地における産業創生を目的とした産学官を網羅する有識者の任意団体)
開催概要:
新福島産業創生プロデュースは「福島の復興を考える会」を主催し、『福島の復興は新たな産業創生から』をテーマに被災地域の復興に関わる産業創生を模索してきました。
今回は、ICT(情報通信技術)を活用した「スマートシティ先進事例都市」として注目を浴びている会津若松市の視察及び事業主体の会津若松市・福島県立会津大学・アクセンチュア(株)担当者との情報交換会(WS)を行う『第27回WS 会津若松市「スマートシティ構想」視察・WS/情報交換会』を開催しました。
本イベントは、会津若松市が進めている「スマートシティ構想」などのICT先進事例を、双葉・阿武隈地域の被災地及び福島県・福島市などの各自治体や企業へ紹介し、広めることを目的としています。

会津大学先端ICTラボ(LICTiA;復興支援センター先端ICT拠点施設)
LICTiAでは、データセンターやサイバーセキュリティウォールーム等、普段見ることのできない施設を会津大学企画連携課 戸城和幸氏に案内いただきました。
その後、福島県立会津大学理事 岩瀬次郎氏より、会津大学における産学連携の現状について、アクセンチュア(株)福島イノベーションセンター長 中村彰二朗氏より、会津若松市をフィールドとした「スマートシティ構想」について、それぞれ講義いただきました。
また、会津若松市において産学官連携を実践されているベンチャー企業を代表して、(株)エヌ・エス・シー 山内恒幸氏、(株)デザイニウム 西本浩幸氏を迎え、参加者との情報交換・討議を行いました。
また、LICTiAでの講義・見学の前に、会津若松市「スマートシティ構想」の一分野を担う観光・インバウンド産業のICT化(観光案内・駐車場案内管理・購買決済など様々なアプリ開発・実装)における実践フィールドである会津若松市内の各拠点(会津若松駅、会津若松市庁舎、会津若松城、御薬園)などを建設コンサルタントの磯松教彦氏に案内説明いただきました。
LICTiAでの講義・見学の終了後は、アクセンチュア福島イノベーションセンター、AiCTなどの施設を会津若松市 観光商工部の担当者に案内いただきました。
移動中には、車中講座として福島県議会議員 伊藤達也氏より被災地福島の現状について、NTTコミュニケーションズ(株)マネジメントサービス部 部長 山内一郎氏より「福島の復興を考える会」における過去数回のICTに関わるWS/フォーラムの説明とこれからのICT産業の可能性について、それぞれお話いただきました。
会津若松市における「スマートシティ構想」が日本のICT産業およびAI/IoT(Internet of Things)技術の活用を実践している現状を目の当たりにしました。また、「スマートシティ構想」を牽引されている方々のお話を聞けたことは被災地である双葉・阿武隈地域の被災地及び福島県・福島市などの各自治体や企業へ紹介という当初の視察目的に沿った内容となり、新たな時代の産業創生の可能性をも考えさせていただけた大変有意義な視察会となりました。 今後、被災地での産業創生にICTの視点から取り組むとともに「スマートシティ構想」を積極的に広める活動を進めていく予定であり、被災地全体を見据えた位置に立地する福島市におけるプラットフォーム拠点および実働ネットワーク構築を早急に準備する段階に進む予定です。
【本件に関する問合せ先】
株式会社 新福島産業創生プロデュース
担当:高橋 淑径
Tel:024-546-1204
Fax:050-3730-4968
Mail:time.lag-takahashi@s6.dion.ne.jp
URL:http://sosei-pro.com